《目次》
家にクローゼットがあると、衣類の収納が楽になってありがたいですよね。
衣類を畳まずにハンガーに干して収納することもできるので、ついぎゅうぎゅうに衣類を収納してしまうという人も多いのではないでしょうか?
クローゼットは大変便利ですが、カビ対策をしないと大切な衣類にカビが繁殖する原因になってしまいます。
今回は、簡単にできるクローゼットのカビ対策法をいくつかご紹介するので、カビ対策が不安な方は実践してみてください!
カビが発生する原因
クローゼットにはなぜカビが生えてしまうのでしょうか?
クローゼットにカビが生えやすくなる原因をご紹介するので、ご家庭のクローゼットの状態は大丈夫かチェックしてみましょう。
風通しが悪い
クローゼット内の風通しが悪いと、カビを繁殖させる原因になってしまいます。
衣類を隙間なくぎゅうぎゅうに詰めて収納したり、クローゼットのドアをずっと閉めたままにしていませんか?
常にクローゼット内の換気ができている状態が望ましいので、衣類は入れすぎないようにし、クローゼットのドアはできれば開けたままにしましょう!
湿気が籠っている
カビは湿気の多い場所に繁殖しやすく、クローゼット内は湿気が籠りやすいためカビが繁殖しやすいんです。
衣類を入れすぎたりドアを閉めっぱなしにするのはもちろん、乾き切っていない衣類をクローゼットに入れるのはNGです!
また、クリーニングから返ってきた衣類にはビニール袋が被せられていますが、外さないと湿気が籠ってしまうためビニールは外すようにしてくださいね。
ホコリが多い
クローゼットには主に衣類を収納するため、どうしてもホコリが多くなってしまいますよね。
カビはホコリを栄養分にして繁殖するため、クローゼットは絶好の繁殖スポットなんです...。
定期的にホコリ取りを使ってホコリを除去するようにしたり、衣替えの時期に合わせてガッツリ掃除をするのがオススメですよ!
クローゼットのカビ対策5選!
クローゼットにカビが生えやすくなる原因がわかったので、次は簡単にできるカビ対策法をご紹介します。
できるだけ楽にカビ対策をして、他の家事に時間を使っちゃいましょう!
中に入れる衣類を減らす
衣類の入れすぎは風通しの悪さや湿気が籠る原因になるため、中に入れる衣類を減らしてみましょう。
クローゼット以外に収納を作ったり、思い切ってあまり着ない衣類を断捨離するのがオススメです!
衣類が減ると、クローゼットの掃除も楽になるので一石二鳥ですよ。
風を当てる
クローゼットをずっと開けっ放しにできないという方もいるかと思います。
そんな人は、定期的に扇風機などを使ってクローゼット内の空気を入れ替えましょう!
30分くらい風を当てればホコリや湿気はある程度飛んでいきますよ。
衣類は洗って乾かして入れる
衣類の汚れや湿気を完全に飛ばしてからクローゼットに入れることを徹底しましょう。
ジーパンなど一度着たものをクローゼットにしまいたい場合は、一晩ハンガーにかけて干し、ホコリを払ってから入れます。
また、季節ごとのアウターを長期間しまいたい時は、一度クリーニングに出してキレイにしてからクローゼットにしまうようにしてくださいね。
重曹を置く
クローゼットの中に重曹の粉を入れておくと、除湿効果があるのでオススメです!
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専用の除湿剤よりも効果は劣りますが、コストは抑えられる方法です。
使い終わったジャムの瓶などに重曹を粉のまま入れ、布を被せて輪ゴムで止めるだけで自家製除湿剤が出来上がりますよ。
除湿剤や乾燥剤を使う
より手間を省きたいのであれば、クローゼット専用の除湿剤や乾燥剤を使ってみましょう。
専用の防カビグッズであれば、防虫効果を一緒に発揮してくれる便利なアイテムもあるので、効果を重視する方にはオススメです!
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ただ、有効期限が定められているので定期的に買い換えるようにしてください。
カビが生えた時の対処法
カビ対策を行っていても、湿度が上がりやすい時期などにカビが生えてしまうこともあります。
カビを放置するとアレルギー反応や最悪の場合、肺炎になってしまうこともあるため、カビを発見したら速やかにカビを除去することが大切です。
クローゼットにカビが生えた場合
クローゼットの中にカビが生えてしまったら、以下の掃除用具を用意しましょう。
・手袋&マスク
・エタノール
・布巾×2
・(台所用漂白剤)
まず、クローゼットの中にあるものを全て外に出します。
アルコールを布巾にかけて、カビが生えている範囲の外側から中心に向かって拭いていきましょう。
カビにアルコールを直接吹きかけてしまうと、カビが舞って広がってしまう原因になるため注意してくださいね。
拭き取れたらもう1つの布巾で乾拭きをして完了です。
もし、カビが深くまで繁殖して黒カビになってしまった場合は一筋縄では除去できません。
黒カビに対処するためには、台所用の塩素系漂白剤を使ってみましょう。
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塩素系漂白剤10mLを1Lのお湯か水で薄め、布巾に染み込ませてカビが生えた箇所を拭いていきます。
塩素系漂白剤は購入してから年月が経つと次亜塩素酸ナトリウム濃度が低下するため、古いものは漂白剤の分量を少しだけ多めに入れてください。
拭き上げたら、水拭きと乾拭きをして完了です!
クローゼットの材質によっては漂白剤で傷んでしまうことがあるため、必ず目立たない箇所で試し拭きするようにしてください。
傷んでしまう場合は、アルコール除菌のみ行ってください。
衣類にカビが生えた場合
衣類にカビが生えているのを発見したら、以下のものを用意してカビを除去していきましょう。
・手袋&マスク
・ブラシ
・布
・エタノール
・(酸素系漂白剤)
カビを吸い込まないようにマスクと手袋を着用します。
カビが付着しているところをブラッシングして、エタノールを含ませた布で叩くように拭き取っていきましょう。
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カビが取れたら、衣類を完全に乾かして完了です。可能であれば天日干しをしてカビを根絶させます。
また、洗濯機で洗える衣類であれば酸素系漂白剤につけて揉み洗いをしましょう。
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私は以前衣類にカビを生やしてしまい、浴槽の中で大量の衣類を漂白して洗濯するハメになったことがあります...。気に入っていた衣類にカビが生えたショックだけでなく、労力と時間が削がれてしまいました。
ご家庭での対処法をご紹介しましたが、洗濯ができない衣類や、カビ取りに労力がかかりすぎる場合はクリーニングにお任せした方が良いでしょう。
まとめ
クローゼットにカビが生えてしまうと、大切な衣類を捨てなければいけなくなることもあります。
そうなる前に、定期的なカビ対策を行い、クローゼットと衣類を清潔な状態で維持していきましょう!