《目次》
みなさん、ガスコンロは毎日掃除していますか?
ちょっと「ドキッ」とした人もいるのではないでしょうか?
ほとんどの家庭で毎日使われる「ガスコンロ」。
使う頻度が高い分、汚れてしまいますよね...。しかも厄介な油汚れ。放っておくとさらに面倒なことに。。。
私はガスコンロが新しくなったタイミングで「汚してたまるか!!」と毎晩掃除に励んでいました。ところが私の性格上続くはずもなく、さらに時間の余裕もなくなり最近は「いつ掃除したっけ...??」と思うことが増え...。
ガスコンロはパーツが多く、汚れもベタベタで掃除がしにくい場所の1つです。
使うたびに掃除をするのが理想だとしても忙しい主婦には難しいですよね?
毎日時間に追われて忙しいあなたのために、ガスコンロの効果的な掃除方法をご紹介します!ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ガスコンロが焦げ付く原因は?
ガスコンロに付いた焦げって頑固でなかなか取れないですよね。どうして焦げ付いてしまうのか気になって調べてみました!!
ガスコンロが焦げ付く原因は大きく分けて2つあります。
<油汚れ>
料理をするときに大活躍する油ですが、よくはねますよね...。普段の料理でも油がはねますが、揚げ物なんてした日には大惨事です。笑
すぐに拭かないとベタベタになり、こびりつきます。。。
<調味料や吹きこぼれなど食品の汚れ>
料理をしていると「一瞬、目を離した隙に吹きこぼれていた」なんて経験ありませんか?私なんて1歳の子供の面倒もみながら料理するので、しょっちゅうです。笑汗
その場でサッと拭いちゃえば良いのですが、「あとでやろ~」と放っておくと、あっという間に固まって汚れがどんどん蓄積してしまいます。
次に料理するときにその汚れが加熱されて焦げ付きの原因になってしまいます。
一度焦げ付くと簡単には落ちないんですよねー。一体どうしたらいいのでしょうか?泣
ガスコンロの掃除には重曹がおすすめ
ガスコンロにこびりついた厄介な汚れを落とすには「重曹」がおすすめです!すでに家にある方もいると思いますが、「重曹」とは?と聞かれると答えにくいですよね。簡単にご説明しますね!
重曹とは...炭酸水素ナトリウムのこと <特徴> ・人体に無害 ・環境にやさしい ・研磨作用がある ・消臭作用・吸湿作用がある ・弱アルカリ性の性質を持つため、酸性のものを中和する働きがある ・軽い油汚れや手あか、焦げ付きなどの汚れを落とすのに効果的 |
重曹の特徴となぜ重曹がガスコンロの掃除に適しているのか、なんとなくわかりましたか?
重曹は水に溶かすと「弱アルカリ性」に、沸騰させると「強アルカリ性」になる性質を持っています。酸性の油汚れには効果抜群なんです!!
重曹は100円ショップでも簡単に手に入ります。汚れを落とす効果に加え、その手軽さも人気の理由の1つかもしれませんね!
では、重曹をどのように使ってガスコンロを掃除していくのか見てみましょう!
頑固な汚れにサヨナラ!ピカピカのガスコンロに!!
汚れを放置してしまい、頑固な焦げが付いたからといって諦めるのはまだ早い!!先ほどご紹介した重曹を使ってピカピカのガスコンロを取り戻しましょう!
<重曹スプレーの作り方>
▶用意するもの
・重曹(小さじ1)
・40℃程度のぬるま湯(100ml)
・スプレーボトル
たったこれだけです。スプレーボトルに重曹、ぬるま湯を入れてよく混ぜるだけで完成。簡単に用意ができてラクですよね!
ちなみにこの重曹スプレーは万能なので普段のお掃除にも使えます。たとえば、フローリングの拭き掃除やお風呂掃除など。消臭効果もあるので生ごみに吹きかけても効果がありますよ!
<ガスコンロの掃除手順>
①五徳やバーナーキャップなど外せる部品は外し、重曹スプレーを吹きかける
②天板に重曹スプレーを吹きかけるときは、バーナー部分にかからないようにタオルなどでガードする
(天板の素材がフッ素コートやアルミの場合、重曹水の使用は✖)
③丸めたラップでクルクルと小さく円を描くようにこすって汚れを落とす
④部品は水洗いし、天板は水拭きする(重曹が残っていると白くなってしまうのでしっかり拭き取る)
さらに頑固な汚れには煮るのがおすすめです!
<煮る方法>
▶用意するもの
・重曹(大さじ3)
・大きめのアルミ以外の鍋
・水
①鍋に五徳がかぶるくらいの水を入れる
②重曹を大さじ3入れて溶かす
③五徳を入れて沸騰させる
④沸騰したら火を止めて数時間放置する
⑤取り出して歯ブラシなどでこすると汚れが取れる
⑥水洗いし、しっかり乾かす
五徳は水の状態から入れましょう。
鍋はアルミ製以外のものを使いましょう。
アルミ製の鍋は重曹と反応して黒くなってしまう場合があるので注意が必要です。
「重曹スプレー」「煮る」の他にも頑固な汚れに効くのが「重曹ペースト」です!天板など取り外せない場所のこびりついた汚れに有効です。
<重曹ペーストの作り方>
▶用意するもの
・重曹(大さじ3)
・水(大さじ1)
・ペーストを入れる容器
重曹と水の割合は3:1にしてかき混ぜれば完成です。
こびりついた汚れの上に重曹ペーストを乗せ、30分~1時間ほど放置します。汚れの度合いに合わせて放置する時間を調節してください。
時間が経ったら雑巾などで重曹ペーストを拭き取り、水拭きします。
もし、それでもこびりついた汚れが取れなければ、上記の工程を繰り返してみてください。
※HIコンロの場合はこのペーストを使って掃除をすることができます!
大切なのは普段のお手入れ
ここで大切なのは普段のお手入れです!
「毎日仕事に家事、育児に追われてお手入れしている時間なんてないよ!」と思うかもしれませんが、汚れたらサッと拭くだけで全然違うんです!少しの手間をかけるだけでトータルでみると手間も時間も省けるはずです。
さらにいうと、使い終わった温かいうちに拭いたほうが汚れは落ちやすくなります。油は冷えると固まってしまうので、温かいうちに拭いてしまうのが理想です。その際はゴム手袋などを使い、やけどに気を付けてください。
ただ、毎回掃除するのは手間でもあるので最低でも1週間に1回は掃除することを心がけましょう。汚れを放置してまとめて掃除する方が時間も労力がかかるので、できれば避けたいですね...。
頑張って気をつけていても汚れるのが、ガスコンロです。そこで私が実際にやっている工夫をご紹介します!このひと工夫で毎日きれいなガスコンロをキープできちゃいます!
キレイをキープする魔法の道具とは?
用意するのはキッチンペーパーとサラダ油だけ!!
まずは、キッチンペーパーにサラダ油をしみこませて五徳に薄く塗ります。余分な油を拭き取れば終了。たったこれだけで汚れが付きにくくなり、焦げ付き予防にもなります。
どうですか?簡単ですよね!物ぐさな私にもできちゃうくらい手軽な方法です♪
それでも絶対に汚れないわけではないので、やっぱり普段のお手入れも必要です...。笑
まとめ
正直、面倒なガスコンロの掃除。あっという間にベタベタになり、焦げ付いてしまいますよね。そうならないためにも、普段のお手入れは必要です。
もし、汚れがこびりついたときは今回ご紹介した方法を試してみてくださいね!重曹は安全なので、旦那さんやお子さんに掃除をお願いするのもひとつの手かもしれません。笑
毎日使うものなので、きれいなガスコンロで気持ちよく料理をしたいですね!