《目次》
換気扇フィルター...油でギトギトだったり、真っ黒に汚れてしまっていませんか?
フィルターの目にびっしり詰まっている汚れを見ると、掃除するのもためらってしまいますよね。
なので今回は簡単にできる換気扇フィルターの掃除方法をご紹介します!
手順も必要なアイテムも少なく短時間でできてしまうので、後回しにせずにパパッと終わらせちゃいましょう!
そもそもなぜフィルターが汚れる?
換気扇のフィルターが汚れる原因は主に、調理中に出る油分を含んだ水蒸気です。水蒸気と一緒に吸い込まれた空気中のホコリが合わさり、フィルターに付着します。
この水蒸気が調理後に空気中で冷えて固まる事で、液体の油に戻ってしまうのです!これがギトギトになってしまう理由です。
ギトギトな油に空気中のほこりや、ゴミなどが付着して真っ黒な汚れになっていきます。掃除を後回しにしておくと、どんどん汚れが積み重なってしまいますね...。
掃除前の準
早速掃除に移りたいところですが...ストップ!
換気扇フィルターの掃除を行う前に、準備をしておく事が2つあります。
1.電源プラグを抜く/ブレーカーをきる
掃除の途中でファンが動き出してしまうと、事故につながる恐れがあります。
電源は換気扇の種類や機器ごとで位置が異なるので、説明書を読んで電源プラグを抜きましょう。
2.キッチンを汚さないように養生する
フィルター掃除をしていると、油汚れが壁についたり床へ飛び散り汚れてしまうので、ガスコンロや壁、床は新聞紙で養生しましょう!
換気扇フィルターの外し方
最近の換気扇は、「レンジフード」というコンロの真上にあり、天井を覆うように取り付けられているものが多いです。
この「レンジフード」には深型、整流板付、浅型の主に3つの種類があります。3種類ごとに外し方が異なるので、紹介していきます!
深型レンジフードタイプ
深型レンジフードとは、換気扇内部を覆っているレンジフード部分が深く、長いものです。
金属フィルター手前に付いている取っ手を持ち、上にずらして、換気扇から取り外します。
浅型レンジフードタイプ
浅型レンジフードとは、換気扇本体のすぐ下にフィルターがついていて、名前の通り浅いレンジフードで覆われているものです。
金属フィルターを固定しているネジを外して、換気扇から取り外します。
整流板付レンジフードタイプ
整流板付レンジフードとは換気扇の下部を全て整流板という板で覆っているタイプのレンジフードです。
1.左右の固定ストッパーを押し上げ、または固定しているネジを外して、整流板を取り外す
2.金属フィルター手前に付いている取っ手を持ち、上にずらして、換気扇から取り外す
換気扇フィルターの掃除方法
次の方法は、油汚れを放置して拭くだけでフィルターの掃除ができちゃいます!
- セスキ炭酸ソーダ
- 雑巾
- ゴム手袋
手順
1.換気扇フィルターを外す
2.セスキ炭酸ソーダスプレーを吹きかけ、30分置く
3.濡らした雑巾で水拭きする
4.乾拭きする
油汚れは酸性のため、アルカリ性のクリーナーがおすすめです。
「セスキ炭酸ソーダスプレー」はアルカリ性が強く油汚れに効果抜群な上、天然由来の成分でできているため、安心して使うことができます!
セスキ炭酸ソーダは安全性が高いのが特徴です。一方でアルカリ性がかなり強いので、念のためゴム手袋を着用して作業すると良いですよ〜!
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換気扇フィルターの掃除頻度
正しい換気扇の掃除頻度は3ヶ月と言われています。
油汚れが固まって積み重なる前に掃除してしまうのがおすすめです。最低でも、半年に1回は必ず行いましょう!
フィルターを清潔に長持ちさせるコツ
こまめに掃除することも大切ですが、汚れ防止のアイテムとして「外付けフィルター」があります。
蒸発した油やゴミがフィルターに到達する前に外付けフィルターに吸い取られます。そのため、油汚れがフィルターに溜まるのを防いでくれるのです!
デメリットは換気扇の吸引力が落ちてしまいフィルターを付けていない状態よりも、パワーと時間を消費してしまう点です。
また可燃性の素材で作られているため、長期間交換せずに放置するとガスコンロの火が燃え移る可能性があるので、付けるときはこまめに交換しましょう!
まとめ
今回は、手間のかからない簡単な換気扇のフィルター掃除方法をご紹介しました!
こまめに手入れすることで、フィルターの掃除がより楽になりますよ〜。
毎日使う場所なので、少しでも綺麗に保つよう習慣付けていきたいですね!