《目次》
お風呂掃除で厄介な汚れの1つである「カビ」。スポンジでゴシゴシ擦ってもなかなか落ちにくいですよね...。
掃除してやっと落ちたと思っても、また現れてしまい掃除が憂鬱になってしまいます。
掃除が面倒になりそのまま放置してしまうと、どんどんカビが増え続けてさらに面倒なことに...!
私も掃除を放置してしまい、カビをたくさん発生させてしまった経験があります...。
今回はそんな頑固なカビを簡単に落とせる掃除方法とカビの予防法についてご紹介します!
お風呂に現れるカビの種類
お風呂に現れるカビは、「黒カビ」と「赤カビ」の2つに分けられます。そこで2つのカビの特徴について解説します!
黒カビ
黒カビはタイルの目地やドアのゴムパッキンなどに見られる、黒ずんだ汚れのようなものです。その正体は「クラドスポリウム」というカビ菌。
黒カビは以下4点の条件が揃うと発生し、あっという間に繁殖してしまいます。
- 湿度が高いこと
- 20~30℃くらいの温度であること
- 皮脂や石鹸カスなどの栄養源がたくさんあること
- 酸素があること
湿度の高いお風呂場は、黒カビが繁殖するための最高の環境なんです!
また黒カビは、吸い込むと喘息やアレルギー症状を引き起こしたり、肌荒れの原因になったりする恐れがあります。
健康のためにもなるべく早く落としましょう!
赤カビ(ピンク色のぬめり)
お風呂の床やシャンプーボトルの底などに現れる、ピンク色のぬめり。よく「赤カビ」と呼ばれていますが、実はカビではありません。
このピンク色の汚れは「ロドトルラ」という酵母菌やチロバクテリウムという菌が繁殖したものです。カビのように健康に直接影響を及ぼす心配はないのですが、気を付ける点はその繁殖力。
普段は空気中を漂っているロドトルラは、水分に触れると一気に広がり、床や洗面器などがすぐピンク色になってしまいます。
また、放置しておくと黒カビが発生する原因にも繋がります。
カビ取りの方法
2つのカビについて理解したところで、早速カビ取り掃除を始めましょう!
黒カビ取り
黒カビを取り除くには、塩素系漂白剤が効果的です。強力な除菌効果があり、根を深く張ったカビや、長く放置してしまった頑固なカビにも効果があります。
塩素系漂白剤は強力な洗剤なので、掃除を始める前に商品に記載されている注意書きをよく読んでから使用するようにしましょう。
- 塩素系漂白剤
- マスク
- ゴム
- 雑巾
手順
1.お風呂の水気を拭き取る
洗剤を使う前に、カビ部分の水気を雑巾で拭き取って洗剤が薄まるのを防ぎます。
2.塩素漂白剤を吹き付け10分放置する
カビが落ちにくい部分、壁や天井のように洗剤が流れ落ちやすい部分には、洗剤が密着しやすいチューブ入りのジェル状の塩素系漂白剤がおすすめです。
3.時間が経ったらシャワーで洗い流す
この時、熱いシャワーで洗い流すとカビを死滅させられるので、カビ予防に繋がります!
また汚れを落とそうと擦ってしまうと細かな傷が付き、そこに水分が残ってカビが生えやすくなってしまうので、注意しましょう。
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赤カビ取り
赤カビ掃除に適しているのは、重曹です。赤カビは酸性なので、アルカリ性の重曹が効果的!
黒カビと違ってピンク色のカビは落としやすいので、重曹とスポンジだけで、十分綺麗にできますよ。
- 重曹
- スポンジ
- スポンジ
手順
1.赤カビがある場所を湿らせる
50〜60℃のシャワーで赤カビの場所を濡らします。
2.重曹を振りかける
粉末のまま赤カビのある場所へ振りかけます。
3.スポンジで擦る
水と混ざってペースト状になった重曹をスポンジで擦りましょう。
この時、強い力で擦ってしまうと素材の表面を傷付けたり、コーティングが剥がれてしまう可能性があります。
優しく擦り洗いするよう心がけましょう!
4.シャワーで洗い流す
50〜60℃のシャワーで洗い流して、掃除完了です!
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お風呂に現れるカビの予防法
あまり手間がかからないカビ掃除ですが、どうせなら少しでも楽をしたいですよね。
実はちょっとした習慣をつけることでカビの発生を簡単に予防できるんです!
そこでカビ予防法を3つご紹介します!
常に水気をきる
カビが発生してしまう最大の原因は湿気です。そのため、お風呂上がりに壁やカウンター周りのパッキンなどの水分を拭き取ることで、お風呂場の湿度が早く下がり、黒カビの繁殖を抑えてくれますよ。
また、棚やシャンプーなどのボトルの底を拭けば、ヌメリを防げます!
高温のシャワーをかける
カビ菌は50℃以上のお湯で死滅させることができます。お風呂から出るときやお風呂掃除の最後に高温シャワーで浴室全体にお湯をかけましょう。
また、お湯は水よりも乾きやすいので、お風呂場に湿気がこもりにくくなる効果もあります。
高温のシャワーをかけた後は、冷水をかけることで温度を一気に下げて、カビが生えにくい環境を作ることができますよ!
換気をする
お風呂から上がった後は、天井などに細かい水滴がたくさん付いてしまい、湿気の原因になります。お風呂から上がったら2時間ほどドアを開け、お風呂場を乾燥させましょう。
換気扇がある場合は、24時間つけたままにしておくと良いです!
まとめ
今回はお風呂のカビ取りの方法についてご紹介しました!カビは、一度繁殖すると取り除くのが大変です。
そのため、カビ予防の習慣をつけることが大切!予防法でご紹介した3つの方法を実践するだけで、お風呂掃除が断然楽になりますよ。
カビを綺麗に取り除いて、清潔なお風呂時間を楽しみましょう!