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2020.12.07

【放っておくと火事や虫の発生原因に!?】真っ黒くなる前に冷蔵庫の下を掃除する方法

カテゴリ:キッチン
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《目次》

毎日使っている家電「冷蔵庫」。使っていることが当たり前すぎて気づいていないことも...。そんな冷蔵庫ですが、冷蔵庫の下の掃除をどのくらいの頻度でみなさん行っていますか?

私は正直あまりできていないです...。意外と掃除することを忘れている場所ではないでしょうか?

冷蔵庫の下は放置すればするほど、ホコリが溜まっていってしまいます。冷蔵庫は食品の保管場所でもあるため、常に清潔に保っていたいですよね。

知り合いから聞いた話なのですが2年間住んだアパートを引っ越しするときに、初めて冷蔵庫を動かしたら、冷蔵庫の下が真っ黒になっていたそうです...。そのせいで退去費用に4万円程かかったらしいです...。

こんなエピソードを聞いたら「掃除しないと!!」と思いますよね。笑

今回は冷蔵庫の下を掃除する方法について紹介します。

冷蔵庫の下を掃除しない時のデメリット

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「掃除をしない=ホコリが溜まる」のは簡単に想像がつきますが、それ以外に考えられる影響とは何なのか?ご説明しますね。



冷蔵効率が悪くなり電気代が余計にかかる

冷蔵庫の下にホコリが溜まっている状態は、実は「冷蔵庫の冷却機能が低下」する可能性があります!ホコリがあることによって必要以上に電気(エネルギー)を使ってしまうそうです。

冷蔵庫の裏に熱を逃す機能があるのはご存じでしょうか?この機能の部分にホコリがついてしまうことで無駄に電気(エネルギー)を消費してしまいます。。。

そのためホコリを定期的に掃除することで、電気代の節約にもつながりエコになりますよ!

虫が発生する

冷蔵庫の下は湿気や水分も溜まりやすいです。その湿気や水分がホコリと混ざってしまうことも...。混ざることでカビやダニが発生してしまう可能性もあります。

さらに家で一番出てほしくない虫ランキングの上位に入るであろう「ゴキブリ」がたいへん好む環境になってしまうようです...。

食品の保管場所の下に虫やカビが発生している環境を想像しただけで気分はあまり良くないですよね...。

ましてや小さなお子さんがいるお家なら、なおさらキレイな環境を保ちたいですよね!

火事につながる可能性も...

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ニュースで身近なものが急に発火して事故になる映像をみたことがある方もいるのではないでしょうか?

冷蔵庫は熱を持っている家電なので発火原因になりえます。冷蔵庫の下のほこりが蓄積していくことでトラッキング現象を起こす可能性が高くなります。

ほこりが原因で火事になってしまってから「掃除をしておいたほうがよかった」と思いたくないですよね。

冷蔵庫の下を掃除していないだけで、危険やデメリットがあるなんて驚きですよね...。みなさん、そろそろ「冷蔵庫の掃除をしないといけない!」という気持ちになっているのではないでしょうか?

それでは早速、冷蔵庫の下を掃除する方法を紹介していきますね!

冷蔵庫の下を掃除する方法

掃除方法には、「冷蔵庫を動かさないで掃除する」「冷蔵庫を動かして掃除する」の2種類があります。

まずは「冷蔵庫を動かさないで掃除する」方法を紹介します。

1.準備するもの

冷蔵庫を動かさないで掃除する場合は、冷蔵庫の下にうまく入る掃除グッズが必要になります。掃除機やワイパーシートは入らないことが多いです...。なので少し工夫したグッズを準備します。

・針金ハンガー

・使い古したストッキング

この2つです。(ちょっと驚きですよね?)

ストッキングはナイロンといった化学繊維でつくられています。化学繊維は静電気を帯びやすいので、ホコリなどを吸着してくれる効果があるみたいです!

2.針金ハンガーとストッキングを冷蔵庫の下に入れる

針金ハンガーを冷蔵庫の下に入るように形を変えます。針金なので、女性の力でも簡単に変えれますよ!針金ハンガーにストッキングを被せて完成です。(結構カンタン笑)

それを冷蔵庫の下に入れて左右に動かすと結構なホコリが撮れちゃいます!

ぜひ一度試してみてください!

次に「冷蔵庫を動かして掃除する」方法を紹介します。

1.冷蔵庫を動かす

まずは冷蔵庫の下にあるカバーを外しましょう。カバーを外したら、冷蔵庫の足元にキャスターがついていませんか?キャスターの近くにあるネジを回して緩めます。

ネジを緩めると冷蔵庫を動かせるようになります。冷蔵庫の種類によって稀に動かせない場合もあるので、無理をして動かさないようにしましょう。

コンセントも外すことも忘れないようにしましょう!

冷蔵庫を引きずって動かすのは女性一人でも簡単ですが、床が傷つく恐れもあります...。冷蔵庫を持ち上げて動かすときは、一人で行わず旦那さんにお願いしてみるといいかもしれませんね。

2.床の掃除

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冷蔵庫を動かすと今まで見えなかった何年?何十年?分の「ホコリ」が溜まっていると思うので、まずは掃除機をかけてホコリを取り除きましょう!

掃除機がけの後は、乾いた雑巾で床を拭きましょう。床には油汚れなどが残っている場合もあるため、「油汚れ専用の洗剤」を吹きかけて拭けるといいですね。

「油汚れ専用の洗剤がない...。」という方は「重曹」を水に溶かしたスプレーを使うことで、キレイに床を磨けますよ!

重曹が換気扇の掃除などにも使えるので、これ1つで一家の掃除にたいへん便利なアイテムになりますよ!重曹がないという方は、これからの年末の掃除にも活躍できるので買っておきましょう!

3.冷蔵庫の裏の掃除

ついつい忘れがちになりますが、冷蔵庫の裏にはホコリがあることが多いです。このホコリも掃除機で吸い取り、雑巾でふき取りましょう。

冷蔵庫をせっかく動かしたのに、裏の掃除を忘れてしまうと「冷蔵庫の裏のホコリがまた床に落ちる...。」なんて悲しいことになります。

少し重たいですが、ここでも旦那さまや周りの人に協力してもらい掃除ができるといいですね!

最後に冷蔵庫を元の位置に戻して、キャスターを閉めたらお掃除完了です!



ただ1点注意したいのが、冷蔵庫のコンセントを抜いた後は、コンプレッサーへの負担を減らすために10分程時間を置いてから、電源を入れましょう!

私も旦那さんに手伝ってもらいながら掃除しましたが、15分くらいの作業時間でした! 重たい冷蔵庫を軽々と動かす旦那を見て、久しぶりに頼もしいと思いました笑

できれば、冷蔵庫を動かして掃除をする事が一番汚れを取り除けますが、なかなかそこまで時間が取れないこともあるので、そんな時は大掛かりに冷蔵庫を動かさない方法で、こまめに掃除をしてホコリを貯めないようにしたいですね!



まとめ

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忘れがちな冷蔵庫下の汚れですが、火事の原因になったり、虫の住処になるのは勘弁してほしいですよね。

これを機会に週末のちょっとした時間を使って、旦那さんや家族の方と協力して掃除するのもいいかもしれませんね!