《目次》
「あれ、なんか部屋がカビ臭いな...」
と、部屋の臭いが気になったことはありませんか?
その臭いの原因が実は「自動おそうじ機能つきのエアコン」だったと気づいたとき、
「自動で掃除してくれてるからずっとキレイなはずなのに!」
となんだか裏切られたような気分になってしまいますよね...。
どうして"自動おそうじ機能"付きのエアコンからカビ臭さがするのでしょうか?
実は"自動おそうじ機能"には大きな「誤解」があったんです...。
自動おそうじ機能付きエアコンを長く快適に使うには
エアコンを購入するとき、このような説明書きはありませんでしたか?
「約5年間はエアコンのお掃除が要りません!」
これと似たような言葉を見て魅力を感じ、自動おそうじ機能付きのエアコンを購入したという方も多いのではないでしょうか...。
言葉をそのまま鵜呑みにすると、"全くお掃除がいらない"と思いがちですが、実は「誤解」なんです...。
自動おそうじ機能と聞いて、エアコン内部の掃除は全て自動でやってくれると思われているのが「誤解」の原因のようです。
まず、自動おそうじ機能付きのエアコンにも種類があるため、それぞれの特徴を見てみましょう。
モデル別エアコン |
自動おそうじ機能の特徴 |
下位エアコン |
フィルターのみ自動掃除 |
中位エアコン |
フィルターの自動掃除。抗菌の熱交換器を導入。 |
上位エアコン |
フィルターと熱交換器を自動掃除。 |
この表を見てわかる通り、自動で掃除をしてくれるのはホコリなどをキャッチするフィルター部分のみというエアコンがほとんどで、「エアコン内部全体を掃除する」機能は付いてないんです...。
つまり、モデルによっては定期的なお手入れが必要なんです。
これを知ったとき、
「うわ、騙された!!」
と思わずにはいられませんでした。
自動おそうじ機能についてわかりやすい説明をしているメーカーは少なく、あたかも掃除が一切要らないかのような印象を与えているようです。
実際、メーカーによって若干異なりますがエアコンが活躍するシーズンの前後はお手入れが必要みたいですよ。
「自動おそうじ機能」はエアコン内部全体を掃除するわけではない!
自動おそうじ機能があってもクリーニングが必要な理由
目次1でお話した通り、自動おそうじ機能は万能ではなく、ある程度のお手入れや大掛かりなクリーニングをする必要があります。
多くの人はこれをめんどくさがって、後々大変な目に合っているんです...。
自動おそうじ機能つきエアコンは密閉度が高く、普通のエアコンよりもカビが繁殖しやすい環境になっています。
エアコン内部でカビが繁殖し、そのカビが空気に混じって排出されていると思うとキモチワルイですよね...。
エアコンの排出する空気が汚れていると夏肺炎と言われる「夏型過敏性肺炎」やアトピーを引き起こす原因にもなります。
エアコンが家族の健康に害を及ぼすなんて嫌すぎる!
特に小さなお子さんがいるご家庭はなおのこと不安ですよね。
また、自動おそうじ機能があるからといってクリーニングを怠ると、長年の汚れが蓄積されたエアコンは1回のクリーニングがもの凄く大変になります。
クリーニング業者からかなり高い額を請求されてしまうかも...。
「自動おそうじ機能があれば清潔さが保たれている」
というのは大きな間違いだということがよくわかりますよね。
自動おそうじ機能つきエアコンはカビが繁殖しやすく、健康被害につながる可能性がある!
家のエアコンが自動おそうじ機能かどうかの見分け方
そもそも、家のエアコンが自動おそうじ機能のエアコンなのかわからないという方もいるのではないでしょうか?
「詳しいことは旦那に聞かないとわからない!」
という女性は、簡単な見分け方が3つあるので確認してみましょう!
リモコンの「おそうじ」ボタンをチェック!
まずエアコンのリモコンで見分ける一番手軽な方法をご紹介します!
メーカーによって書かれている言葉が異なりますが、リモコンに「手動掃除」や「フィルター掃除」といったボタンがあれば、自動おそうじ機能つきエアコンと言えます。
ただ、自動おそうじ機能つきエアコンであってもリモコンにボタンをつけていない可能性があります。
そんなときは他の見分け方を使ってみましょう!
エアコン本体の厚みをチェック!
他の見分け方の1つに、見た目から簡単に判断できるのがエアコン本体に厚みがあるかどうかです。
エアコンを横から見て、従来のエアコンと比べて厚みがあれば自動おそうじ機能つきエアコンと判断できます。
なぜかというと、自動おそうじ機能つきエアコンは掃除機能をつけるために分厚く作られていることが多いからです。
フィルターが簡単に取り外せるかチェック!
しかし、最近のエアコンには従来のものと厚みがあまり変わらないものもありますし、
「厚みの基準なんてわからない!」
という方もいらっしゃいますよね。
そこで一番確実な見分け方が、フィルターが簡単に取り外しできるかどうかです。
エアコン本体の前面パネルを開いてエアコンの内部にあるフィルターが簡単に取り外すことができれば、自分でフィルターの掃除ができるようにそのような設計になっていると考えられます。
自動おそうじ機能つきエアコンであれば、フィルターが半分しか見えていなかったり、ロックがかかっているものがほとんどです。
フィルターは自動で掃除してくれるんですから、簡単に取り外せる設計にする必要はないですよね。
エアコンのセルフクリーニングは絶対にNG!?
「業者に頼むのはお金がかかるから自分で掃除したい!」
と考えている人は少なからずいるのではないでしょうか?
確かに、自動おそうじ機能つきエアコンの掃除を業者に頼むとすると、相場は18,000~23,000円とかなり高額になってしまうんですよね。
しかし、エアコンのような精密機械を知識がないままセルフクリーニングするのは絶対にやってはいけないことです。
エアコンのセルフクリーニングをしてはいけない理由は大きく分けて3つあります。
エアコンをクリーニングしようとすると、自動おそうじ機能つきエアコンの場合はプロでも4時間近くかかってしまうことがあるようです...。
それをセルフクリーニングしようとすれば丸1日犠牲にしても終わるかどうかわかりません!
エアコンは精密機械なので、掃除中に部品を無くしてしまうこともよくあるみたいですよ。
また、よく言われているのがセルフクリーニングは確実と言っていいほど故障を引き起こす原因になるみたいです。
エアコンが故障した状態で使用すると、最悪火事になることも...。
また、セルフクリーニングで故障してしまった場合はメーカー保証対象外になってしまうみたいです。
結果的に新しいエアコンに買い替えなければならず、業者にクリーニングを依頼するよりも高くなってしまいます。
現在100満ボルトでは、生活応援キャンペーンでエアコン1台を税込12,100円からクリーニングを受け付けています!
〜作業内容〜
・室内機洗浄・室内機カバー洗浄
・クリーニング前後の点検 など
作業目安時間...90分
業者によるクリーニングは3年に1度が目安です。
詳しく知りたい方はこちらからご相談ください♫
このように、年末の大掃除に向けてクリーニングのキャンペーンを行なっている業者もあるので1度チェックしておくといいですね!
セルフクリーニングは時間とお金が無駄になる!
エアコンのダストボックスを自分で掃除する方法!
「自動おそうじ機能つきエアコンのクリーニング全般は業者に頼むしかないのかな...」
と思ってるそこのあなた!!
自動おそうじ機能つきエアコンにはフィルターについたホコリをためるダストボックスがあり、これは自分でお手入れができる箇所です。(メーカーによってダストボックスがついていない場合があります)
ダストボックスを掃除するだけでも、カビ臭さやハウスダストのアレルギー予防になるので、部屋の空気がキレイになりますよ!
今回はそのダストボックスの掃除方法をご紹介したいと思います!
まず、次のものを用意してください。
・歯ブラシ ・掃除機 ・脚立orイス |
掃除の手順は次の通りです!
1.自動おそうじ機能つきエアコンの掃除ランプがついていることを確認する。 2.脚立orイスを使い、ダストボックスを取り外す。 3.ダストボックスにたまったホコリを捨て、ダストボックスの内部を歯ブラシや掃除機を使って掃除する。 4.ダストボックスの汚れがひどい場合、ダストボックスを水洗いして日陰でよく乾かしてから元に戻す。 |
※汚れがあまりひどくない場合は4を省略してもOKです!
メーカーにより正しいお手入れ方法が決められている場合があります。その場合はメーカーが決めた方法に従ってお手入れをしてください。
ダストボックスは定期的に掃除をする必要があり、かつ自分で掃除が可能なのでぜひ実践してみてください!
まとめ
エアコンは高価な家電でありながら取り扱いが難しく、定期的にクリーニングをしないと寿命が縮んでしまいます。
少しでも長く使っていくためにも、業者を頼るか自分ができる範囲で定期的にクリーニングを行っていきましょう!