《目次》
部屋のカーテンは、実はカビが発生しやすいことを知っていますか?
注意してよーく見てみると、黒いポツポツが。。それすべて、カビなんです!
カビを放置することで健康にも害を及ぼす可能性があるので、早めに対策が必要です。
今回はカーテンのカビを取る方法についてご紹介します!
ぜひ参考にしてくださいねー!
カーテンのカビ放置はこんなに危険!
カーテンのカビは一見目立たず、ついつい見逃してしまいがちです。
しかし、カビを放置することで室内にカビの胞子を大量に飛ばし、以下のアレルギー症状を引き起こす原因になります。
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アトピー性皮膚炎
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アレルギー性鼻炎
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気管支喘息
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胃炎
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シックハウス症候群
最近「家族が咳をしている」「鼻水が出ている」という方は、一度カーテンにカビが発生していないかチェックしてみましょう!
カーテンを洗う前に、洗濯表示をチェック!
カーテンを洗う前に、まずは「そのカーテンが洗濯機で洗えるのか」を確認しましょう。
洗濯表示はカーテンの上部についていることが多いので、チェックしてみてくださいね。
家庭洗濯処理の表示
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液温95℃を上限として洗濯機で洗濯処理ができる |
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液温40℃を上限として洗濯機で弱い洗濯処理ができる |
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液温40℃を上限として手洗いができる |
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家庭での洗濯禁止 |
上記の様に桶のマークに温度が書いている場合は、その液温を上限に洗濯機で洗うことができます。
また桶の下に棒線がついている場合は、優しく洗う必要があるマークです。線の数が多くなるほど、繊細な素材を使っており優しく洗う必要があります。
マークによって「洗濯機OK」「手洗いのみOK」「家庭での洗濯NG」とお手入れ方法が異なるので、よく表示をみてから始めましょう!
漂白処理に関する洗濯表示
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塩素系および酸素系の漂白剤を 使用して漂白処理できる |
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酸素系の漂白剤処理はできるが 塩素系漂白剤の使用は禁止 |
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塩素系および酸素系の漂白剤使用禁止 |
「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」はカーテンの素材によって使用可否が異なるので、しっかりと表示をチェックしましょう!
洗濯がNGの場合は、クリーニング店や購入したお店に相談してみましょう。
カーテンのカビ取り!基本の手順
カーテンのカビには「浸け置き洗い」が効果的です!それでは、カーテンについたカビの落とし方をみていきましょう。
用意するもの
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洗濯用洗剤
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ワイドハイターなどの酸素系漂白剤
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大きな洗濯ネット
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大きめのバケツ
手順
①大きめのバケツにお湯をはる
カーテンが入る大きめのバケツを用意して、40度〜50度程度のお湯をはります。(バケツがなければ洗面器や浴槽でもOK)
②カビに漂白剤をかけて浸け置きする
カビのシミに漂白剤をかけて、そのまま2時間ほど放置します。
③一度洗濯する
2時間たったら、カーテンを折りたたんで洗濯ネットに入れます。そのまま洗濯機にかけて洗いましょう。「手洗いコース」など優しく洗うコースがあれば、そちらがおすすめです。
④脱水して完了
脱水をしたら、そのままレースに取り付けて完了です。
カーテンを洗うとなると、なんだか大変な作業に感じますよね。
でも、この方法はカーテンを浸け置きして洗濯機で洗うだけなので、とても簡単です!
漂白剤の力でカビによるシミもしっかり落とすことができますよ!
頑固なカビには「塩素系漂白剤」を使う!
浸け置きでは落ちなかった頑固なカビにはカビキラーなどの「塩素系漂白剤」を使いましょう。
とはいっても、カーテンには塩素系漂白剤を使える素材と使えない素材があります。
先ほどご紹介した洗濯表示を確認して、塩素系漂白剤が使えるかチェックしましょう!
塩素系漂白剤は色や柄も漂白してしまうので、色物のカーテンに使うのはNGです!白いカーテンやレースカーテンのみに使うようにしましょう。
カーテンのカビを防ぐ方法3選
カビを発生させないためにも、部屋のお手入れをこまめに行うことが大切です。次は毎日簡単にできるカビ対策をご紹介します。
こまめに窓・サッシの結露を拭き取る
冬の間は、夜から朝にかけてたまった結露が昼間にいっきに温められ、カビが発生しやすい環境になります。
結露がカーテンに染み込むとカビやすくなるので、こまめに拭き取りましょう。
子どもの頃って、窓にどうして水滴がつくのか不思議でしたよね!もしお子さんが結露に興味があれば、拭く作業を手伝ってもらうのもおすすめです♪
換気する
こまめに換気することで、窓周りの空気が入れ替えられカビを防ぐことができます。
窓とカーテンの間は、空気がほとんど動かず、カビの胞子がとどまりカビが繁殖しやすくなっています。
もし窓周りでカビ臭さを感じたら、まずは換気をして空気の入れ替えをしましょう。
防菌スプレーを活用する
市販の防菌スプレーを窓にかけることで、カビの発生を防ぐことができます。
無水エタノールもしくは消毒用エタノールと水道水混ぜることでカビ防止用のスプレーにもなります。
スプレーするだけでカビを防げる便利なアイテムですが、素材によってはシミになってしまいます。まずは目立たないところで試しに吹きかけてみましょう。
まとめ
今回はカーテンについたカビの取り方や、カビを防ぐ方法をご紹介しました。
結露などで湿気がたまりやすい窓周りは、こまめにお手入れをすることでカビの発生を防ぐことができます。
カーテンについたカビを取る方法は簡単ですが、素材によってはクリーニングなどが必要なので、洗う前に必ず洗濯表示を確認しましょう!