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2021.10.26

カーテンのカビ取り方法を解説!浸け置きで頑固なカビを撃退!

カテゴリ:リビング
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《目次》

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部屋のカーテンは、実はカビが発生しやすいことを知っていますか?

注意してよーく見てみると、黒いポツポツが。。それすべて、カビなんです!

カビを放置することで健康にも害を及ぼす可能性があるので、早めに対策が必要です。

今回はカーテンのカビを取る方法についてご紹介します!

ぜひ参考にしてくださいねー!

カーテンのカビ放置はこんなに危険!

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カーテンのカビは一見目立たず、ついつい見逃してしまいがちです。

しかし、カビを放置することで室内にカビの胞子を大量に飛ばし、以下のアレルギー症状を引き起こす原因になります。

  • アトピー性皮膚炎

  • アレルギー性鼻炎

  • 気管支喘息

  • 胃炎

  • シックハウス症候群

最近「家族が咳をしている」「鼻水が出ている」という方は、一度カーテンにカビが発生していないかチェックしてみましょう!

カーテンを洗う前に、洗濯表示をチェック!

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カーテンを洗う前に、まずは「そのカーテンが洗濯機で洗えるのか」を確認しましょう。

洗濯表示はカーテンの上部についていることが多いので、チェックしてみてくださいね。

家庭洗濯処理の表示

液温95℃を上限として洗濯機で洗濯処理ができる

液温40℃を上限として洗濯機で弱い洗濯処理ができる

液温40℃を上限として手洗いができる

家庭での洗濯禁止

上記の様に桶のマークに温度が書いている場合は、その液温を上限に洗濯機で洗うことができます。

また桶の下に棒線がついている場合は、優しく洗う必要があるマークです。線の数が多くなるほど、繊細な素材を使っており優しく洗う必要があります。

マークによって「洗濯機OK」「手洗いのみOK」「家庭での洗濯NG」とお手入れ方法が異なるので、よく表示をみてから始めましょう!

​​漂白処理に関する洗濯表示

塩素系および酸素系の漂白剤を

使用して漂白処理できる

酸素系の漂白剤処理はできるが

塩素系漂白剤の使用は禁止

塩素系および酸素系の漂白剤使用禁止



「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」はカーテンの素材によって使用可否が異なるので、しっかりと表示をチェックしましょう!

洗濯がNGの場合は、クリーニング店や購入したお店に相談してみましょう。

カーテンのカビ取り!基本の手順

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カーテンのカビには「浸け置き洗い」が効果的です!それでは、カーテンについたカビの落とし方をみていきましょう。

用意するもの

  • 洗濯用洗剤

  • ワイドハイターなどの酸素系漂白剤

  • 大きな洗濯ネット

  • 大きめのバケツ

手順

①大きめのバケツにお湯をはる

カーテンが入る大きめのバケツを用意して、40度〜50度程度のお湯をはります。(バケツがなければ洗面器や浴槽でもOK)

②カビに漂白剤をかけて浸け置きする

カビのシミに漂白剤をかけて、そのまま2時間ほど放置します。

③一度洗濯する

2時間たったら、カーテンを折りたたんで洗濯ネットに入れます。そのまま洗濯機にかけて洗いましょう。「手洗いコース」など優しく洗うコースがあれば、そちらがおすすめです。

④脱水して完了

脱水をしたら、そのままレースに取り付けて完了です。

カーテンを洗うとなると、なんだか大変な作業に感じますよね。

でも、この方法はカーテンを浸け置きして洗濯機で洗うだけなので、とても簡単です!

漂白剤の力でカビによるシミもしっかり落とすことができますよ!

頑固なカビには「塩素系漂白剤」を使う!

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浸け置きでは落ちなかった頑固なカビにはカビキラーなどの「塩素系漂白剤」を使いましょう。

とはいっても、カーテンには塩素系漂白剤を使える素材と使えない素材があります。

先ほどご紹介した洗濯表示を確認して、塩素系漂白剤が使えるかチェックしましょう!

塩素系漂白剤は色や柄も漂白してしまうので、色物のカーテンに使うのはNGです!白いカーテンやレースカーテンのみに使うようにしましょう。

カーテンのカビを防ぐ方法3選

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カビを発生させないためにも、部屋のお手入れをこまめに行うことが大切です。次は毎日簡単にできるカビ対策をご紹介します。

こまめに窓・サッシの結露を拭き取る

冬の間は、夜から朝にかけてたまった結露が昼間にいっきに温められ、カビが発生しやすい環境になります。

結露がカーテンに染み込むとカビやすくなるので、こまめに拭き取りましょう。

子どもの頃って、窓にどうして水滴がつくのか不思議でしたよね!もしお子さんが結露に興味があれば、拭く作業を手伝ってもらうのもおすすめです♪

換気する

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こまめに換気することで、窓周りの空気が入れ替えられカビを防ぐことができます。

窓とカーテンの間は、空気がほとんど動かず、カビの胞子がとどまりカビが繁殖しやすくなっています。

もし窓周りでカビ臭さを感じたら、まずは換気をして空気の入れ替えをしましょう。

防菌スプレーを活用する

市販の防菌スプレーを窓にかけることで、カビの発生を防ぐことができます。

無水エタノールもしくは消毒用エタノールと水道水混ぜることでカビ防止用のスプレーにもなります。

スプレーするだけでカビを防げる便利なアイテムですが、素材によってはシミになってしまいます。まずは目立たないところで試しに吹きかけてみましょう。

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防カビプラス

まとめ

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今回はカーテンについたカビの取り方や、カビを防ぐ方法をご紹介しました。

結露などで湿気がたまりやすい窓周りは、こまめにお手入れをすることでカビの発生を防ぐことができます。

カーテンについたカビを取る方法は簡単ですが、素材によってはクリーニングなどが必要なので、洗う前に必ず洗濯表示を確認しましょう!