《目次》
ワイシャツの襟汚れ、見て見ぬふりをしていませんか...?
汚れに気付いていながらも、「誰にもバレないし、今度でいいか!」と部分洗いを後回しにしてしまいがちです。
しかし、ワイシャツの襟汚れは、放置するとどんどん落ちにくい頑固な汚れへと変化します。
今回は、ワイシャツについた黄ばみや黒ずみ汚れを簡単に落とす方法をご紹介します。毎日ワイシャツを着る方、旦那さんのワイシャツを毎日洗濯している方は必見です!
ワイシャツの襟汚れの原因は?
ワイシャツの汚れは、大きく「黄ばみ」と「黒ずみ」に分類できます。
この2つの汚れの原因は、どちらも「皮脂」です。
首元にかいた汗や皮脂が襟に染み込むことで、汚れとなって溜まってしまいます。
まず第一段階として、皮脂が汚れとなり「黄ばみ」になります。その状態にホコリなどの汚れがつくことによって、「黒ずみ」になってしまいます。
1回洗濯しただけでは、これらの汚れを落とすことはできません。ワイシャツの繊維に汚れが溜まったまま着用を続けると、なかなか落ちない頑固な汚れへと変化します。
自宅で簡単!ワイシャツの襟汚れの落とし方
襟の汚れを落とすときは、特別なアイテムは使いません!家にあるアイテムを使って簡単にできるので、ぜひマネしてみてくださいね!
それでは、詳しい洗濯方法をご紹介します。
用意するもの
・洗面器
・食器用洗剤などの中性洗剤
・40度以上のぬるま湯
・歯ブラシ
手順
①襟の汚れている部分をぬるま湯にひたす
洗面器に40度以上ぬるま湯をはり、汚れた襟部分をひたします。
あらかじめ汚れた部分を濡らすことで、生地と洗剤の馴染みがよくなり、汚れが落ちやすくなります。
②襟の汚れている部分に中性洗剤を塗る
襟の汚れている部分に、中性洗剤を直接塗っていきましょう。
洗剤に含まれる「界面活性剤」が汚れを落としてくれますよ。
洗剤を大量に付けすぎると、シャツの色が落ちてしまう可能性があるので注意しましょう!
③歯ブラシでこする
洗剤を付けた部分を使い古しの歯ブラシでこすって汚れを落としていきましょう。
使い古しの歯ブラシがない場合は、優しくもみ洗いするだけでも効果的ですよ!
④ぬるま湯ですすいで洗濯機へ入れる
最後は再度ぬるま湯に入れて、手洗いします。
手洗いしたあとは、そのまま洗濯機で洗いましょう。
洗濯機に入れる前にこの手順で洗うことで、頑固な汚れも落ちやすくなりますよ!
頑固な襟汚れを落とす方法をご紹介
次に「クエン酸」と「重曹」を使って、襟についた頑固な汚れを落とす方法をご紹介します。
目次2の方法で汚れが落ちなかった方は、ぜひ試してみてくださいね!
用意するもの
・洗面器
・スプレー容器
・クエン酸
・重曹
・水
手順
①重曹ペーストを襟の汚れている部分に塗る
水と重曹を1:2の割合で重曹ペーストを作り、汚れた襟の部分に塗っていきます。
②クエン酸水を作り、ペーストの上に吹きかける
水90mlに、クエン酸小さじ3を混ぜたクエン酸水を作り、手順①の重曹ペーストの上に吹きかけます。
重曹のアルカリ性とクエン酸の酸性が中和反応を起こし、シュワシュワと発砲します。
人に害がない泡なので安心してくださいね!
③ペースト部分を手洗いし、洗濯機へ入れる
ペーストを付けた襟の部分を手洗いし、そのまま洗濯機へ入れましょう。
手順は以上です!
頑固な黄ばみ汚れや、黒ずみ始めた汚れには特に効果的です。
ぜひ試してみてくださいね!
私は高校生の息子のワイシャツを洗う時によく実践しています。
毎日たくさん汗をかきますが、この方法のおかげでワイシャツを買い替える頻度が少なくなりました!
最終兵器!酸素系漂白剤で汚れを落とす方法
次に、酸素系漂白剤と重曹を使った部分洗いの方法をご紹介します。
この方法はかなり強力なので、目次2・3の方法を試しても落ちなかった汚れに使いましょう。
酸素系漂白剤の効果で色や柄が落ちてしまう可能性があるので、必ず無地のワイシャツで試しましょう。
それでは、手順をご紹介します。
用意するもの
・洗面器
・酸素系漂白剤
・重曹
・スチームアイロン
・歯ブラシ
・40度以上のぬるま湯
・ゴム手袋
手順
①酸素系漂白剤と重曹のペーストを作り汚れている部分に塗る
適量のぬるま湯に、酸素系漂白剤と重曹を2:1の割合で入れて、ペーストを作ります。
ペーストを汚れている部分に塗りましょう。
酸素系漂白剤は素手で触ると手荒れしてしまうので、必ずゴム手袋を付けて行いましょう。
②アイロンのスチームを当てる
アイロンのスチームを、生地に当たらないように軽く当てます。
直接アイロンを当てると、生地が劣化・変色する恐れがあるので気をつけましょう。
③ぬるま湯で手洗いし、洗濯機へ入れる
スチームを当てたら、ぬるま湯ですすぎましょう。
あとは、そのまま洗濯機に入れるだけです!
手順は以上!
いきなりこの方法を行うのではなく、目次2・3で紹介した方法を試してから行うことで、さらに効果を高められますよ。
襟の黄ばみ・黒ずみを予防する方法
日頃の洗濯を少しでも楽にするためにも、できるだけ襟に汚れをつけたくないですよね。
次に、袖の黄ばみや黒ずみを予防する方法をご紹介します。
どれも簡単なので、ぜひ参考にしてくださいね〜!
ベビーパウダーをつける
本来赤ちゃんの肌荒れのために使用するものですが、襟の汚れ防止にも効果的なんです。
ベビーパウダーは汗や油を吸収する性質を持っています。
洗いあがりのシャツの襟につけるだけで、皮脂汚れを防いでくれます。
また、ベビーパウダーがバリアとなり、肌と生地の摩擦を軽減するため、皮脂汚れが繊維に入り込むことが減り、汚れが落ちやすくなります!
襟汚れ防止テープを使う
ワイシャツの襟に貼る汚れ防止テープも販売されています。
半透明でテープが目立ちにくいのと、サイズに合わせて自由にカットして使えるのがポイントです。
ただ、テープと首回りの摩擦が発生するので、首回りの肌荒れの原因になってしまう場合もあります。
首回りがかゆくなる場合は、使用を控えて別の予防方法を実践してみましょう!
アイロン用の洗濯のりを使う
ワイシャツをアイロンがけする際に使用するアイテムですが、襟汚れの防止にも効果的です。
洗濯のりを襟につけることで繊維がコーティングされ、皮脂汚れがつきにくくなります。
ワイシャツにつけるとシワが伸びて、襟につけることで汚れ防止にもなる「一石二鳥アイテム」ですよ!
まとめ
今回はワイシャツについた黄ばみや黒ずみ汚れを簡単に落とす方法をご紹介しました。汚れの度合いにもよりますが、中性洗剤や漂白剤を襟元につけて、そのまま洗濯機にかけるだけでも十分効果がありますよ!
どの方法も自宅で簡単にできるので、ぜひ試してみてくださいね♪