《目次》
乾燥が気になる冬場は「加湿器がかかせない!」というご家庭も多いと思います。ですが、シーズンオフの際にしっかりとお手入れしてから保管していますか?
正しい保管方法を知っておかないと来シーズン使う際に「カビだらけになっていた...。」なんてこともありえます。
また、加湿器はとても汚れやすくお手入れをせずにそのまま使うと、嫌なニオイが発生する原因になります。
そこで今回は、加湿器についた水垢を落とすお手入れ方法を紹介します!
加湿器が汚れる原因とは?
多くのご家庭では、加湿器に水道水を使っていることが多いと思います。ですが、この「水」が加湿器を汚す原因であることはご存知でしたか?
加湿器の主な汚れは「水垢、ヌメリ、カビ」の3種類です。
水道水には「ミネラル、カルシウム、塩素」などの物質が含まれています。
水道水に含まれる、これらの物質が変化することで水垢やヌメリなどが発生します。この水垢がフィルターに付着すると嫌なニオイが発生することがあるため、定期的なお手入れが必要です。
また、汚れたまま使用していると加湿器から雑菌を放出していることになります。
この雑菌を吸い込んでしまうと肺炎などを引き起こしてしまう可能性があるため、小さいお子さんや高齢者がいらっしゃるご家庭は、こまめにお手入れしてくださいね。
ちなみにアロマオイル対応の加湿器に、アロマオイルを入れて使っているという方はさらに汚れが付着している可能性があります。
加湿器の嫌なニオイを、アロマオイルの香りでごまかそうとすると、かえって悪臭を放つことになるので必ずお手入れをしましょう!
加湿器のお手入れ方法
加湿器にはさまざまな種類があります。種類によって汚れやすさや、お手入れ方法が変わるため、お手入れをする際は必ず説明書を確認してから行いましょう。
今回はクエン酸を使ったお掃除方法を紹介します!
加湿器の中には「クエン酸を使用しないでください」と記載されていることもあるため、お手入れに困ったら説明書で推奨されているお手入れ方法を実施してくださいね!
それではまずお手入れに必要なものを紹介します。
お手入れに必要なもの
・クエン酸
水垢はアルカリ性なので、酸性であるクエン酸で落としましょう!
加湿器以外にもキッチンやお風呂場にも使えるため、ご家庭にあると重宝しますよ!
ミヨシ石鹸 暮らしのクエン酸 330g
・歯ブラシ
歯ブラシは使い古したものでOK!
細かい部分に使用することがあるので、お子さんの使い古した歯ブラシがおすすめです!
・ゴム手袋
クエン酸水を作る際に手荒れしないようにゴム手袋を使用しましょう。
・バケツ
・タオル
加湿器のお手入れ手順
それでは、準備が整ったらさっそくお手入れしていきましょう!
1.パーツを外す
まずはトレーやタンク、フィルターなどのパーツを取り外します。
加湿器によって取り外してはいけないところもあるため、必ず説明書を確認してから取り外しましょう。
2.各パーツの汚れを落とす
パーツを取り外したら、各パーツの汚れを落とします。
フィルターのホコリは掃除機で吸い取り、水ですすぎましょう。/p>
このときに掃除機で吸わずにそのまま水ですすいでしまうと、ホコリで排水溝をつまらせてしまう原因になります。そのため必ずホコリを掃除機で吸い取ってから水ですすぎましょう。
トレーやタンクも同じく水ですすぎます。
取りきれない汚れは歯ブラシを使うと落としやすくなります!
3.クエン酸水をつくる
バケツに40度以下のぬるま湯とクエン酸を入れ、溶かします。
クエン酸で手荒れしないようにゴム手袋を使用しましょう。
4.クエン酸水に各パーツをつけおきする
クエン酸水の中にトレーやタンク、フィルターなどのパーツを入れ、1〜2時間つけおきします。
5.水ですすぐ
各パーツを水ですすぎます。フィルターはもみ洗いすると、汚れが落ちやすくなります。この時、クエン酸の成分が残っているとニオイの原因になってしまうため、しっかりと落としましょう。
ですが、がんばって落とそうと力づくでもみ洗いするとフィルターがやぶけてしまうので、優しく取り扱ってくださいね!
もしも、トレーやタンクに水垢が残っているようであれば歯ブラシで擦り、落としましょう!
6.乾かす
水ですすいだ後は、タオルを使って水分を拭き取ります。
フィルターは日陰で完全に乾かしましょう。
半乾きのまま加湿器に戻してしまうと、嫌なニオイや故障の原因となるため必ず完全に乾いたことを確認してから加湿器に戻してくださいね!
シーズンオフの保管方法
定期的なお手入れも大切ですが、シーズンオフの際の保管方法もとても重要になります。
保管方法をおろそかにしてしまうと、保管している間にカビがはえてしまったり「故障していた!」なんてこともありえます。
シーズンオフの際には、お手入れをしてから片付けるのはもちろんですが、必ず完全に乾かしてから片付けることがとても重要です。
また、保管する際は購入時の箱があれば箱にしまい、湿気が少ない場所に保管しましょう。
まとめ
加湿器にはさまざまな種類がありますが、どのタイプでもお手入れが必要です。
汚れが原因で嫌なニオイが部屋中に充満してしまったり、雑菌が原因で肺炎を起こしてしまうこともあります。
毎回のお手入れが億劫だなと感じても、定期的にお手入れをすることで汚れが落ちやすくなります。
最近お手入れしてないなという方はぜひ定期的にお手入れしてみてくださいね!