《目次》
暖房器具を使用する季節になったら、加湿器が欠かせない方も多いのではないでしょうか?
保湿をして乾燥を防ぐことで、風邪やインフルエンザの予防にも繋がります。
しかし、掃除をしないで使い続けると、いつのまにか菌が繁殖してカビだらけになってしまいます!
カビが含まれた蒸気が部屋に舞うと考えたら、恐ろしいですよね...。
カビが発生した加湿器を使い続けることで、私たちの健康に様々な被害をもたらします。
今回は、カビがもたらす健康被害やカビの掃除方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
加湿器にカビが生える原因は?
加湿器の水は毎日取り換えるのが基本ですが、ついつい換えるのを忘れてしまうときもありますよね...。
カビは0度〜45度程度の高温多湿を好みます。加湿器のタンクの中の水を放置し、掃除を怠ることで水垢がたまり、それがカビの養分となってしまいます。
そのため、加湿器の中はまさに「高温多湿」で、カビが発生しやすい環境なんです!
水を入れ替える際は、少量の食器用洗剤ですすぐようにタンク内を洗いましょう。
また、水道水には、殺菌作用がある塩素が若干含まれますが、ミネラルウォーターや浄水器の水は塩素が含まれていないため、雑菌が繁殖しやすくなります。
普段ウォーターサーバーを使っている方は、加湿器の水もミネラルウォーターを使ってしまいがちですが、加湿器に使う水は水道水にしましょう!
カビが生えている加湿器を使い続けるとどうなる?
加湿器の中にカビが生えたまま使用すると、カビ菌が含まれた水蒸気が部屋の中に充満します。カビの胞子が充満することで、次のような悪影響があります。
アレルギー症状を引き起こす
カビを含んだ水蒸気を吸い込み体内に取り込むと、鼻水や鼻詰まり、くしゃみ、咳などのアレルギー症状を引き起こします。
もし、家族に鼻水や咳などのアレルギー症状がみられる場合は、一度加湿器のタンクの中を確認してみましょう。
部屋中にカビが発生しやすくなる
カビの胞子部屋中に広がることで、部屋中にカビが発生しやすくなります。
気温が下がって結露しやすい窓周りは、カビが発生しやすくなるので、特に注意しましょう!
加湿器のカビはクエン酸で除去!
次に加湿器に発生したカビの掃除方法をご紹介します!
カビを撃退するアイテムは「クエン酸」です。
クエン酸は、加湿器の汚れの主な原因である、水垢の掃除に有効です。酸性のクエン酸とアルカリ性の水垢を中和させて汚れを落としていきます。
それでは詳しい掃除方法をみていきましょう!
加湿器のパーツ&フィルターの掃除方法
用意するもの
・クエン酸
・水
・バケツ
手順
①クエン酸水にパーツを浸け置きする
洗面台やバケツに、パーツが全部浸るくらいの水を入れ、その中に大さじ1杯のクエン酸を加えて混ぜましょう。
②パーツを外して浸け置きする
①でつくったクエン酸水に、加湿器のフィルターやパーツを入れて1時間以上浸け置きします。
汚れが浮き上がるまで放置しましょう。
③水で洗い流す
浸け置きし、汚れが浮き上がったところで、水で洗い流しましょう。
洗ったあとは、しっかりと乾かしましょう。
加湿器本体の掃除方法
用意するもの
・クエン酸
・水
手順
①クエン酸水をつくる
加湿器本体のタンクは、クエン酸水を入れて作動させることで掃除することができます。
パーツ&フィルターの掃除方法と同じ手順でクエン酸水をつくりましょう。
②クエン酸水をタンクに入れて作動させる
手順①で作ったクエン酸水をタンクに入れて、1時間ほど作動させましょう。
③クエン酸水を捨てて、よく洗い流す
1時間たったら、タンクの中のクエン酸水を捨てて、タンク内をしっかりと洗い乾燥させます。
濡れたまま放置すると、逆にカビが繁殖しやすくなるので気をつけましょう!
手順は以上です!
クエン酸水を作って作動させるだけなので、簡単ですよね!
加湿器をしばらく掃除していない方は、ぜひ試してみてくださいね!
カビのにおいが気になるときは、重曹を使おう!
カビをきれいにしても、まだにおいが気になるときは、重曹を使って落としましょう。
重曹は消臭効果があるので、加湿器に関わらずキッチン周りやリビングの掃除など、様々なところで使える万能アイテムですよ!
それでは、カビのにおいを消す方法を詳しくみていきましょう!
用意するもの
・重曹
・ぬるま湯
手順
①重曹水をつくる
バケツに40℃程度のぬるま湯を入れ、重曹を大さじ4杯加えて混ぜます。
②パーツやフィルターを浸け置きする
手順①でつくった重曹水にパーツやフィルターを浸け置きしましょう。
1時間ほど放置すればOKです!
③水で洗い流す
浸け置きが終わったら、水で洗い流してしっかりと乾燥させましょう。
手順は以上です!
重曹パワーでにおいがとれて、気持ち良く加湿器を使うことができますよ〜!
今日から実践!カビ予防3選!
カビの掃除方法は簡単ですが、極力カビが発生しないようにしたいですよね...。
カビを予防するには、水を清潔に保つことが大切です!
それでは、普段からできるカビ予防対策を3つご紹介します。
こまめに水を入れ替える
加湿器内の水は、すべて使い切らなくても毎日取り替えましょう!
水の中にホコリがたまると、雑菌が繁殖しカビが発生する原因になります。
水はこまめに入れ替えて、清潔に保ちましょう!
水道水を使う
目次1でもお話しましたが、水道水には、殺菌作用がある塩素が若干含まれています。ミネラルウォーターや浄水器の水は塩素が含まれていないため、雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌やカビの繁殖を防ぐためにも、加湿器には水道水を使いましょう!
加湿器を使うときだけ水を入れる
加湿器を使う必要がなくなったら、残っている水を捨てて乾かしましょう!
使わないときに水を入れっぱなしにすると、ついついそのまま放置してしまいどんどん雑菌が繁殖してしまいます。
衛生的な加湿をするなら「スチーム式加湿器」がおすすめ!
スチーム式加湿器は、タンクの水を加熱し蒸気を作り出し、ファンで放出します。
昔、ストーブの上にヤカンを置いて、沸騰させて蒸気を出していたイメージです!
加熱することで殺菌効果があり、衛生的に加湿ができます。
高温になるため、小さなお子さんやペットがいるご家庭は取り扱いに注意が必要です。
100満ボルトでは、たくさんの加湿器をお取り扱いしておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね〜!
まとめ
今回は加湿器に発生したカビの掃除方法をご紹介しました!
クエン酸と重曹があれば、カビやカビのにおいを効果的に落とすことができます。
カビは湿っているところに発生しやすいので、加湿器を使ったあとや掃除をしたあとはしっかりと乾燥させましょう!
これからの季節、加湿器が欠かせなくなってきますので、ぜひ今回ご紹介した掃除方法を試してみてくださいね〜!