《目次》
気温の高い日が続くこの季節は、黙ってソファに座っているだけでも汗をかいてしまいますよね。
ソファは家族みんなで使うので、汚れが蓄積しやすい家具と言えます。
夏の間に一度もソファのお手入れをしなかった場合、汚れが落としにくくなってしまったり、ダニによる健康被害が出てしまう可能性があります...。
「もっと早く掃除しておけばよかった...」と後悔する前に、ソファの素材に適した掃除を行いましょう!
清潔なソファでくつろぐと普段より気持ちがいいですよ♪
ソファが汚れてしまう理由
掃除をする前に、ソファにはどのような汚れが多く付着しているのかを確認しておく必要があります。
ソファが汚れてしまう理由に合わせてご紹介するので、詳しく知りたい方は要チェックです!
人の汗や皮脂
人の肌が直接触れやすい座面や背もたれには、人の汗や皮脂汚れが付着しています。
汗や皮脂汚れが蓄積するとシミになってしまったり、最悪イヤな臭いの元になってしまいます。
それが家族全員分染み込んでいると考えると...ゾッとしますよね。
食べこぼしや飲みこぼし
3時のおやつなど、テレビを見ながらソファに座って食べている方はいませんか?
ソファで食べたり飲んだりすること自体は悪くありませんが、食べ物や飲み物をソファにこぼしてしまうとシミになってしまいます。
適当に拭き掃除をしただけだと、こぼしたところが酸化して汚れが落ちにくくなるので注意が必要です。
子どもの落書き等
小さいお子様がいるご家庭では、子どもがソファに落書きをしたり、よだれが垂れてしまうことは良くありますよね。
汚れるたびに念入りな掃除をするのは大変なこともあり、時間が経った結果落としにくい汚れになってしまうことも。
クレヨンなどの汚れは色素が染み込んでしまっている恐れがあるので、正しい方法で掃除をすることが大切です。
ハウスダスト
ほこりの中でも肉眼ではほぼ見ることができないハウスダストですが、ソファはハウスダストの溜まりやすい場所と言われています。
ハウスダストには衣類の繊維クズやダニの死がいなど様々なものがあり、アレルギーを引き起こす可能性もあります...。
私はハウスダストアレルギーを持っているので、こまめに掃除をしないと鼻水が止まらなくて辛いです(泣)
ペットの毛や排泄物
ペットの抜け毛や排泄物がソファに付着することで汚れの原因となることもあります。
私は実家で猫を飼っているのですが、ソファに乗るのが大好きなのでいつもソファが毛だらけになってしまいます...。
コロコロをしてこまめに取り除いていますが、ソファの繊維と絡まってなかなか取れないことも。
化粧品
化粧を落とさないままソファに横になると、ソファに化粧がついてしまいます。
化粧の汚れがついてしまうと、皮脂汚れと混じって落としにくい汚れになってしまうことも。
ソファはリラックスする場所なのでついついやってしまいがちですが、化粧を落とすか仰向けで横になるなどできるだけソファに化粧がつかないように注意しましょう。
【布製】ソファの掃除方法
まずは布製ソファの掃除方法をご紹介します!
布製は革などの素材とは違い、液体を吸収してしまうのでシミ汚れが目立ちますよね。
掃除方法を間違えるとかえってシミが広がる原因になってしまうため、正しい方法で掃除を行いましょう。
・掃除機
・タオル
・中性洗剤
・重曹
始めにソファの表面を掃除機で吸い取り、ゴミやホコリを取り除きます。
掃除機をかけたら、中性洗剤を水で薄めてタオルに染み込ませ、シミが目立つ箇所をポンポンと軽く叩きます。
このとき、シミ部分を強く擦るとシミが広がってしまうので、軽く叩いて洗剤を馴染ませるのがコツです!
コーヒーなど色素の濃いものは完璧に落ちない可能性がありますが、ある程度目立たなくすることができますよ。
また、人の汗や皮脂汚れを落としたい場合は重曹を使った掃除方法がオススメです。
カネヨ石鹸 粉末 重曹ちゃんSP500g
掃除機でホコリを取り除いた後、粉末状の重曹を座面や背もたれに満遍なく振りかけます。
数時間放置したら、掃除機で重曹を丁寧に吸い取ってください。
重曹は弱アルカリ性のため、人の汗や皮脂汚れといった酸性の汚れを中和して落とす働きがあります!
ソファの臭いなどが気になる方は是非試してみてくださいね。
布製ソファの中にはカバーを取り外して洗えるものがあります。
洗える製品は洗濯タグの指示に従って洗うようにしてください。
【合皮製】ソファの掃除方法
続いて合皮製ソファの掃除方法をご紹介します。
合皮製のソファは傷が付きやすく、お手入れに掃除機を使うのはあまりお勧めできません。
しかし掃除方法は全く難しくないので、安心して実践してみてくださいね。
・柔らかいブラシ
・タオル×3
・中性洗剤
・重曹スプレー(重曹大さじ1杯&水100ml)
・メラミンスポンジ
まずはソファの表面を柔らかいブラシで掃き、ホコリやゴミを取り除きます。
柔らかいブラシがご家庭にない場合は、乾いたタオルで乾拭きしてホコリを取り除きましょう。
ブラシクリーナー
中性洗剤を水で薄め、タオルに染み込ませて固く絞ってからソファを拭いていきます。
あとは洗剤を拭き取るために水拭き→乾拭きをして、乾燥させればお掃除完了です!
また、ソファに汚れが目立つ場合は、重曹スプレーとメラミンスポンジを使って汚れを落としましょう。
汚れに重曹スプレーを吹きかけ、メラミンスポンジで擦ってから水拭き→乾拭きをするだけ。
簡単に汚れを落とすことができますが、素材によっては変色してしまう恐れがあるため必ず目立たないところで試してから実践するようにしてください。
【革製】ソファの掃除方法
最後に革製ソファの掃除方法をご紹介します。
革素材はとてもデリケートなため、洗剤や水を使って掃除するのはNGとされています。
基本的には専用クリーナーを使って掃除しますが、合わないとシミになる可能性があるため必ず目立たないところで試してから使用してください。
・掃除機
(・柔らかいブラシ)
・タオル
・専用クリーナー
・保護クリーム
革製ソファの表面に掃除機をかけます。
革素材が傷まないように念入りにかけすぎないようにしましょう。
傷むのが心配な方は柔らかいブラシを使ってホコリを取り除くと良いですよ。
次に革製専用クリーナーを使って汚れた部分をクリーニングします。
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汚れが落ちたら、保護クリームを使って革を保湿しましょう。
面倒な方は、クリーニングと保湿が同時にできる商品もあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
呉工業 ストーナー レザークリーナー 1735
ソファを清潔に保つには?
ソファは簡単に買い替えられるほど安くはないので、できるだけ清潔にして長持ちさせたいですよね。
そこで、ソファを長く使い続けたい人のためにちょっとした工夫をご紹介します!
日頃からお手入れをする
一見キレイなソファでも、ある程度使っていればゴミや汚れが蓄積されていきます。
そのため、定期的に掃除機や粘着クリーナーを使って簡単に掃除を行いましょう。
縫い目などのゴミが取りにくい部分は柔らかいブラシを使って取り除くのがオススメです。
また、食べ物や飲み物をこぼしてしまったときなど、汚れたらできるだけすぐに掃除をすることでダニや菌の繁殖を抑えることができますよ。
掃除しやすいデザインのソファを使う
複雑な形をしたソファは隙間にゴミが入ったときに取り除くのが大変になってしまいます。
そのため、リクライニングソファなど隙間の少ないソファは掃除がかなり楽になります!
私は以前リクライニングソファを使っていたのですが、久々に背もたれを倒したらゴミがたくさん出てきてびっくりしました...。想像以上にゴミって溜まりやすいんですよね。
また、布製のソファであればカバーを外して洗えるものもあるので、食べこぼしなどをしてしまっても自分で簡単に洗うことができて便利ですよ。
ソファの上で飲み食いしない
ソファを清潔に保ちたいのであれば、汚れやシミの原因となる食べ物や飲み物をソファの近くに持っていかないのも1つの手です。
ただ、ソファでは自由にくつろぎたい!という人もきっと多いですよね。
なので、食べ物や飲み物は近くの机に置く、ポテトチップスやクッキーなど食べこぼしやすいものはソファで食べないといったルールを作っておくと、大切なソファを清潔に保つことができますよ。
6.まとめ
ソファは丸洗いすることができないため、お手入れが難しく感じますよね。
しかし、正しい方法で掃除をしていればキレイなソファを長く使い続けることができます。
皆さんの大切なソファも、今回ご紹介した方法を実践して少しでも長く使い続けてくださいね♪