《目次》
リビングにソファがあれば、テレビを見るときや昼寝をしたいときに便利ですよね。
使用頻度の高いソファは、実は見えない汚れがごっそりたまっています...。
布製のソファの場合、繊維に汚れが溜まりやすいため定期的な掃除が必須です!
今回は、布ソファの普段のお手入れ方法から念入りな掃除方法まで詳しくご紹介します。
布ソファが汚れる原因
布ソファに汚れがたまるのは、いくつかの原因があります。
汚れの種類を確認して、適切な掃除を行えるように準備しましょう!
- 汗や皮脂汚れ
- 髪の毛
- 食べこぼしや飲みこぼし
- ホコリやダニ
- 化粧品
- ペットの毛 etc...
汗や皮脂汚れ
布ソファを普通に使用していれば、汗や皮脂汚れはつきものです。
人間から出る垢などの汚れはダニのエサとなるため、ダニの繁殖を促してしまいます...。
髪の毛やペットの毛
髪の毛やペットの毛は、普段のお手入れである程度取り除ける汚れです。
汚れが気になったら粘着クリーナーで簡単にお手入れをしましょう!
食べこぼしや飲みこぼし
食べこぼしや飲みこぼしは、布ソファの場合すぐシミになってしまいます。
シミは年月が経つほど落としにくくなるため、シミができたらすぐにシミ抜きを行ってくださいね。
化粧品
布ソファに見られる汚れの中で最も厄介なのが、化粧品の汚れ。
化粧を落とさないまま、ソファにうつ伏せで寝っ転がってはいませんか?(私はたまにやっちゃいます...)
化粧品の汚れは油性であるため、ご家庭にある洗剤では汚れが落ちない可能性が高いです。
できる限り、化粧をしっかり落としてからくつろぎましょう!
布ソファの普段のお手入れ方法
まずは、日頃から簡単にできる布ソファのお手入れ方法をご紹介します!
・粘着クリーナーor掃除機
布ソファの表面を、粘着クリーナーでコロコロします。
表面にある髪の毛やホコリは、粘着クリーナーだけで十分に取り除くことができますよ。
掃除機でも大丈夫ですが、ソファが傷まないように回転ブラシの使用は控えましょう。
また、布ソファの中にはカバーを洗濯できるものもあります!
ソファカバーを洗える場合は、洗濯タグを確認し、週1回を目安に洗濯しましょう。
布ソファの念入りな掃除方法
「布ソファにシミができてしまった...」「何年もソファを掃除したことがない」という方は、念入りな掃除が必要です。
"気になる汚れ別"に効果的な掃除方法をご紹介するので、困っている方は要チェックですよ!
皮脂汚れ掃除&消臭
目立った汚れはなくても、皮脂汚れや臭いが気になる方は「重曹」を使った掃除方法を実践してみましょう。
・重曹
・掃除機
・タオル
まずは、目次2で紹介した「普段のお手入れ方法」で布ソファ表面のゴミを取り除いておきます。
ゴミをある程度取り除いたら、布ソファ全体に粉末状の重曹を撒きます。
重曹を撒くことで、人間から出る垢などの酸性汚れや臭いを中和させることができますよ。
カネヨ石鹸 粉末 重曹ちゃんSP500g
重曹の粉がうっすら見える程度に満遍なく撒き、3時間程度放置します。
時間が経過したら、掃除機を使って重曹が残らないようにしっかり吸い取りましょう!
最後に水で濡らし固く絞ったタオルを使って、全体を水拭きすれば完了です!
重曹を撒く際、縫い目が荒いソファだと繊維に重曹が入り込んでしまうことがあります。
重曹がソファに残ったまま使用すると肌荒れする恐れがあります。
縫い目が荒いソファの場合はファブリーズを使って除菌と消臭をするのがオススメですよ。
P&G ファブリーズ W除菌 本体 370ml
重曹は中性に近いアルカリ性のため、短時間なら素手で触れても大丈夫ですが、肌の弱い方は手荒れする可能性があります。
重曹を撒いている間は、小さなお子さんやペットがソファに触れないように注意しておきましょう。
シミ抜き
布ソファについてしまったシミを落とす方法をご紹介します。
シミ抜きに必要なものは次の通りです。
・重曹
・中性洗剤
・ぬるま湯
・洗剤を混ぜる容器
・ぬるま湯のみを入れる容器
・タオル×3
まずはシミ抜きに使う洗剤を作ります!
容器にぬるま湯を用意し、重曹と中性洗剤を1:1の割合でぬるま湯に溶かします。
ぬるま湯100mlに対し洗剤5ml程度ですが、細かく測る必要はないので適量で大丈夫ですよ。
シミ抜き洗剤が完成したら、タオルに洗剤を染み込ませ、シミ部分をトントンたたきましょう。
シミの外側から内側に向かって、円を描くようにたたくのがコツ。
シミが落ちたのを確認できたら、ぬるま湯につけたタオルで洗剤をしっかり拭き取ります。
拭き残しがあると新たなシミになってしまうため、洗剤が残らないように気をつけましょう。
洗剤が取れたら、乾いたタオルでたたいて水分を取れば完了です!
シミ部分をこすってしまうとソファの生地が毛羽立ってしまうため、こすらず"たたく"ことを意識しましょう!
シミの種類や経過年月によっては、キレイに落とせないことがあります。そんなときは少し強力な酸性洗剤を使いましょう!
・ゴム手袋
・酸素系漂白剤
・ぬるま湯
・洗剤を混ぜる容器
・ぬるま湯のみを入れる容器
・タオル×3
酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かします。
ぬるま湯200mlに対し酸素系漂白剤を小さじ1杯程度入れます。
グラフィコ オキシクリーン 500G
お使いの酸素系漂白剤に分量が書いてあれば、それに従って洗剤を作りましょう!
重曹×中性洗剤のときと同じように、洗剤を染み込ませたタオルでトントンとたたいてシミを取ります。
シミをしっかり浮かせるために、1時間程度放置しましょう。
あとはぬるま湯をつけたタオルを固く絞り、洗剤を拭き取ってから乾いたタオルで水分を拭き取ります。
酸素系漂白剤は色物にも使えますが、まれに色落ちする可能性があります。
目立たないところにつけて色落ちしないかを確認してから使用しましょう!
布ソファをキレイに保つコツ!
念入り掃除でキレイに掃除した布ソファは、できればもう汚したくないですよね。
布ソファをできるだけ汚さないようにするため、次のことに気をつけましょう。
食べ物・飲み物を上に置かない
食べ物や飲み物をソファの上に置かなければ、こぼすリスクも軽減されますよね。
ソファに寝転がりながら食べるポテトチップスは絶品ですが、ちゃんとテーブルで飲み食いするようにしましょう。
カバーをかける
ソファに洗濯機で洗えるカバーをかけておくと、いざ汚してしまってもカバーを外して洗えばOK!
小さなお子さんやペットを飼っているご家庭であれば、予期せぬ事態でソファが汚れてしまうことってありますよね。
汚れるリスクが高い環境であれば、カバーをかけておくことをオススメします。
電気製品に頼る
布ソファが汚れるたびに、洗剤を作ってシミをたたくのは正直面倒に感じる人も少なくないでしょう。
面倒だからといってシミを放置すれば、どんどん落としにくい汚れになってしまいます。
面倒くさがりな方は、汚れを簡単に落とせる便利な電気製品を使うというのもキレイをキープする方法の1つです!
アイリスオーヤマリンサークリーナー
汚れた場所に清水を散布してから水を吸引することで汚れごと吸い取ってしまう大変便利な機械です。
決して安くはありませんが、ソファだけでなくカーペットや車のシートにも使えるので活躍する場は多そうです!
まとめ
ソファは日常生活で使う頻度が高い家具ですよね。
家族全員が使うため、しっかりとメンテナンスをしてダニの発生を抑えることが大切です。
お気に入りの布ソファを長く使うために、今回ご紹介した掃除方法を試してみてくださいね!