《目次》
トイレ掃除をサボりすぎて、「気づけば黄ばみや尿石が...!!」
そんなときに救世主となってくれるのが「サンポール」です。
厄介な汚れも一撃で落としてくれるサンポールですが、成分が強力なため使い方には注意が必要なんです。
今回はサンポールの特徴や掃除方法、使用する際の注意点をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
サンポールってどんな洗剤?特徴3選
サンポールは、塩酸を使った酸性の洗剤。便器内のガンコな汚れを落とすトイレ用洗剤です。それでは、どんな特徴があるのかみてみましょう。
強酸性洗剤
サンポールは強酸性の洗剤であり、汚れを溶かして落とします。トイレ汚れの代表「尿石」や「黄ばみ」はアルカリ性のため、酸性のサンポールと中和反応が起こり、汚れを分解してくれます。
99.99%の除菌効果
サンポールには、99.99%の高い除菌効果も期待できるんです。臭いや汚れの原因となる細菌も除去してくれるのはうれしいですよね!
便器のフチまで届くノズル
便器のフチって、汚れが見えにくい上に洗剤も届きにくいですよね。
私は便器のフチまで掃除しているつもりでしたが、実は汚れが全く取れていなかった...なんて経験があります。。
でもサンポールは、ノズルが横向きになっているから、フチ部分まで簡単に洗剤をかけることができます。
サンポールが使える素材と使えない素材を把握しよう
サンポールが使える場所は、次の場所です。
・トイレの便器
・トイレのタイル
サンポールはトイレ用洗剤です。
お風呂場や洗面台での使用方法を解説している記事がネット上にありますが、用途外には使用しないようにしましょう。
サンポールは、以下の素材には使用ができません。
・金属製品
・人工大理石
・大理石
上記の素材にサンポールを使用すると、色が変色し素材を傷めてしまいます。
使用する際はサンポールが使える素材なのか、説明書でよく確認しましょう。
サンポールを使った掃除方法
それでは、早速サンポールを使った掃除方法をご紹介します。
用意するもの
・サンポール
・トイレットペーパー
・ゴム手袋
手順
①便器にサンポールをかける
便器全体にサンポールをかけます。フチにもしっかりかけていきましょう。
サンポールはとても強い成分のため、必ず使うときはゴム手袋を履いてくださいね。
②2〜3分放置する
サンポールをかけたら、2〜3分放置します。サンポールは時間を長く置きすぎると素材を痛めてしまう恐れがあります。
メーカーが推奨している時間を守って使用しましょう。
③ブラシでこする
ブラシでこすり、汚れを落としていきます。汚れが落ちなければ、①〜③の手順をもう一度繰り返しましょう。
④トイレの水を流す
汚れが落ちたら、トイレの水を流して完了です!
サンポールでトイレのタイル掃除も!
サンポールは、トイレの便器以外に、トイレの床やタイルにも使用することができるんです。
今度は、サンポールの原液ではなく、少し液を薄めて使用します。それでは掃除方法をみてみましょう。
用意するもの
・サンポール
・水
・ゴム手袋
・スプレーボトル(あると便利)
・雑巾または布巾
手順
①サンポールを薄める
スプレーボトルに、水100ml、2押し程度のサンポールを入れます。
原液のまま使用するとタイルを傷める可能性があるので、注意しましょう。
②トイレットペーパーの上にサンポールをかける
今回は洗剤を水で薄めているため、洗剤が流れやすい場合があります。そのため、汚れている部分にトイレットペーパーを敷いて、その上からサンポールをかけましょう。
③2〜3分放置する
タイル掃除も、便器同様に2〜3分放置しましょう。
ここでも、放置のしすぎはタイルを傷める可能性があるので注意が必要です。
④トイレットペーパーを流す
使用後はそのままトイレに流しましょう。
※大量のトイレットペーパーを一度に流すとトイレが詰まる恐れがあります。
⑤タイルを拭く
最後に、雑巾や布巾で乾拭きします。
洗剤が残っているとタイルが変色する恐れがあるため、最後はしっかり拭き取りましょう。
サンポールを使う際の注意点
サンポールはとても強い成分の洗剤です。正しく使用しないと素材を傷めたり、皮膚に炎症が起こる可能性があります。それでは、サンポールを使う際の注意点をみてみましょう!
塩素系漂白剤や他の製品と混ぜない
サンポールは酸性の洗剤です。そのため塩素系の製品と混ぜると、とても危険な有毒ガスが発生します。
もし塩素系の漂白剤を使って掃除をした際は、同じ日ではなく1日空けてサンポールを使用しましょう。
掃除をする際は換気を行う
サンポールに含まれる塩酸には揮発性があります。トイレや室内を長時間閉め切って作業をすると、室内空気汚染が原因で体調不良を引き起こす可能性があります。
こまめに換気をして、空気の通り道をつくりましょう。
使用するときはゴム手袋やマスクを着用する
サンポールは塩酸が含まれる強酸性です。皮膚に触れると危険なので、必ず使用するときはゴム手袋やマスクを着用しましょう。
もし皮膚についてしまった場合は、石鹸と水でしっかりと洗い流してください。
用途以外に使用しない
サンポールはトイレ用洗剤です。便器やトイレタイル以外への使用は推奨されていません。
間違った使用は危険が想定されたり、素材を傷めるおそれがあります。
使用の際は取扱説明書を確認し、推奨されている場所のみに使用しましょう。
まとめ
今回はサンポールの特徴や掃除方法、使用する際の注意点をご紹介しました。頑固な尿石や黄ばみを落としてくれるサンポールですが、使用の際には注意が必要です。
今回ご紹介したサンポールが使える場所・使えない場所、使用上の注意点をよく確認してから掃除を行いましょう。
トイレの頑固な汚れに悩んでいるという方は、ぜひ一度使ってみてくださいね!