《目次》
トイレ掃除って億劫ですよね...。
主婦としては、たとえ面倒でもトイレの汚れは放っておけないので、嫌々掃除する方も多いと思います。
しかし、週に何回も便器の掃除をしているにも関わらず、個室に嫌な臭いが充満している...という経験はありませんか?
実はそれ、トイレの"壁"に臭いが染み付いている可能性が高いです。
私は最初、壁の掃除をするという概念がなかったため、壁から悪臭が放たれているなんて思いもしませんでした...。
なので今回は、トイレの壁についた汚れや悪臭をキレイに取り除く方法をご紹介します!
トイレの壁を掃除して、「居心地のいいトイレ」を手に入れましょう!
なぜトイレの壁は汚れるの?
そもそもなぜトイレの壁は汚れてしまうのでしょうか?
黄ばみ・悪臭の原因
トイレの壁に黄ばみや悪臭が付いてしまう原因は、尿が壁に飛び散ったのをそのまま放置してしまったためです。
男性は立って尿をする人が多いと思いますが、立って用を足すことで壁や床に尿が飛び散ってしまいます。
最初はなぜ壁が汚れるのか分からなかったので、原因がわかったときはスッキリしました!
さらに、壁に飛び散った尿を放置することで雑菌が繁殖する原因にもなってしまいます。
我が家は子供がまだ小さく、一緒にトイレに入ると壁をベタベタ触るので壁の汚れはかなり気になってしまいます...。
ここまで、壁が汚れる主な原因は尿の飛び散りであるとお話しましたが、壁紙の劣化でも汚れは発生するので注意してください。
黒ずみの原因
トイレの壁の黒ずみは、水が飛び散ることと通気性の悪さが原因です。
トイレでは毎回水を流したり、水で手を洗ったりすることで黒カビが発生してしまいます。
また、トイレによっては窓がなかったりと、通気性の悪さが原因で湿気がこもり、カビが繁殖しやすい環境になっています。
私は以前アパートに住んでいましたが、アパートのトイレには窓がなかったため所々黒ずみが見られました...。
黒カビは胞子が体内に入ると気管支ぜんそくや鼻炎などのアレルギー症状が出る可能性があるため、小さいお子さんがいるご家庭では要注意です。
参考記事:「知らないのは怖い!カビが人体に与える影響とカビの種類ごとの対策方法」
簡単!トイレの壁の掃除方法!
誰でも簡単にできるトイレの壁の掃除方法をご紹介します!
まだ壁の掃除をしたことがないという人も、時間があるときにチャレンジしてみてください!
定期的なトイレの壁のお手入れ
今の段階で汚れや悪臭が気にならなくても、壁の掃除を怠れば徐々に汚れてきてしまいます。
せっかくトイレが清潔な状態なのに、壁の掃除を怠ったことで悪臭がしたら今までの努力が水の泡です!
なので、まずは簡単にできる定期的なトイレの壁のお手入れ方法を知っておきましょう。
週に1回を目処に行うとトイレの壁の清潔さをかなり保つことができますよ!
・トイレ用除菌シート
拭き掃除をするときは、トイレ用の除菌シートを使います。
普段使っているトイレ用除菌シートがあればそれを使用しましょう!
KAO トイレクイックル 10枚入
壁を除菌シートで拭くときは、キレイな所→汚い所の順番で拭いていくのがポイントです。
そのため、尿が飛び散りにくい壁の上の方を最初に拭きましょう。
次に、壁の下の方を丁寧に拭き、最後に一番汚れが溜まる壁と床の間をしっかりと拭いてください!
トイレの壁の臭いを除去する方法!
便器を掃除したのに臭いが消えない...。
そんなときは壁についた臭いを消臭しちゃいましょう!
・クエン酸(小さじ1)
・水(200ml)
・スプレーボトル
・ゴム手袋
壁掃除の準備として、クエン酸小さじ1と水200mlを混ぜ合わせ、スプレーボトルに入れます。
クエン酸はそんなに高価なものではなく、他の水回りの掃除にも役立つのでご家庭に1つあると便利ですよ!
カネヨ石鹸 クエん酸くん 330g
肌が弱い方は、ゴム手袋を着用して掃除をしてください!
準備ができたら、スプレーボトルに入れたクエン酸水をトイレの壁に吹きかけ、あとはトイレットペーパーで拭き取るだけ。
これで完了です!!簡単ですよね。
クエン酸は酸性であるため、匂いの原因となるアルカリ性の尿を分解してくれるので相性が抜群なんです。
クエン酸は抗菌効果もあるので、菌が繁殖しやすいトイレの壁にはもってこいの掃除用具です!
1度作ったクエン酸水スプレーはトイレに置いておくと、次に掃除をするときもそのまま使えて楽チンですよ!
トイレの壁の黄ばみを除去する方法!
トイレの壁が黄ばんでしまっているときは、次の方法でトイレの壁を掃除してみましょう!
・クエン酸(小さじ1)
・水(200ml)
・スプレーボトル
・ゴム手袋
汚れが酷いとき
・セスキ炭酸ソーダ
・キッチンペーパー
・メラミンスポンジ
汚れが軽い場合は、臭いを除去する方法と同じ方法で黄ばみを除去することができます。
しかし、汚れが酷いときはよりアルカリ性の強いセスキ炭酸ソーダを使ってみるのも手です。
レック セスキの激落ちくん 400mL S00546
強いアルカリ性なので手荒れしないよう、ゴム手袋をつけて掃除しましょう!
セスキ炭酸ソーダをキッチンペーパーに染み込ませ、壁の気になる箇所に貼り付けておくと、かなり楽に汚れを落とすことができます!
それでもなかなか汚れが落ちない...というときは、メラミンスポンジを使って軽く擦ってみましょう。
レック 激落ちキング S-694
トイレの壁の黒ずみを除去する方法!
トイレの壁に黒ずみがあると、とても不衛生な印象を受けますよね。
ご友人が使っても恥ずかしくないように、黒ずみはキレイに除去しておきましょう!
・無水エタノール
・キッチンペーパー
・メラミンスポンジ
・ゴム手袋
肌が弱い方はゴム手袋を着用して掃除しましょう。
キッチンペーパーに無水エタノールを染み込ませ、黒ずみを拭き取ります。
無水エタノールは消臭や消毒の効果もあるため、1つ持っておくと大変便利ですよ!
健栄製薬 無水エタノールP 500ml
かなりしつこい黒ずみであれば、メラミンスポンジを使って軽く擦りましょう。
黒ずみが取れると、トイレの印象が一気に明るくなります!
トイレの壁掃除で注意すること
トイレの壁を掃除する前に、注意してほしいことが2点あります。
注意点をしっかりと確認してから掃除に取りかかってくださいね。
壁が痛まないか確認する
壁紙の素材によっては、掃除用洗剤と相性の悪いものがあります。
素材を確認しないまま掃除をしてしまうと、壁紙が傷んでしまったり、色落ちしてしまう可能性があるので注意しましょう。
現代の住宅にあるトイレの壁は水拭きができるような素材が多いのですが、古い住宅の壁紙だと水を吸収してしまう可能性も充分にあります。
水拭きできるかを確認するために、壁に水を数滴かけて水を弾くかどうかをチェックしてみるとわかりやすいです。
洗剤を混ぜないようにする
トイレの壁の掃除方法をパターン別にご紹介してきましたが、いろいろな掃除用洗剤が登場しましたよね。
ものによっては、洗剤が混ざることによって有害なガスが発生する危険があります。
例えば今回紹介したクエン酸と、塩素系漂白剤を同じ場所で使用したい場合は要注意です!
これらを混ぜると有害な塩素ガスが発生してしまうため、どうしても使用したい場合は使う洗剤ごとに掃除する日にちをずらすようにしましょう。
また、洗剤を薄めて使うタイプのものは、濃度が濃くなりすぎないようにも気をつけてくださいね。
トイレの壁をキレイに保とう!
トイレの壁の汚れは放置しすぎるとなかなか落とせなくなります。
大掃除で大変な思いをしないためにも、日頃からトイレをキレイに使うことを意識しましょう!
例えば、男性にはなるべく座って用を足してもらうようにお願いするなど工夫をしてみてください。
家族全員でトイレをキレイに使うことを意識できるといいですね♪