《目次》
ドラム式洗濯機といえば、「水道代や電気代が節約できて経済的」「衣類を優しくキレイに洗える・乾燥がはやい」といった魅力がありますよね!
ドラム式洗濯機は、タテ型洗濯機に比べて1回当たりの水道代が「約18円」節約ができ、電気代は「約0.8円」の節約をすることができるんですよ♪
我が家の子どもたちは、すぐに服を汚すので毎日洗濯物の量が多くて困っていましたが、「節水・節電」しながら乾燥もはやくとても助かっています。
ドラム式洗濯機は主婦の強い味方です!
そんな魅力がたくさんあるドラム式洗濯機ですが、お手入れはどのくらいの頻度で行っていますか?
機能性に惹かれて購入したは良いものの、お手入れが面倒で全くしていないという方は洗濯機の中が汚れまみれかもしれません...。
汚れを放置したままでいると、洗った洗濯物に洗濯機の中の汚れがついて「洗ったはずのタオルが臭い!」といったニオイの原因にもなりかねません。
そこで今回は、ドラム式洗濯機の掃除方法をご紹介したいと思います!
ドラム式洗濯機の掃除頻度とは?
ドラム式洗濯機の掃除頻度は、1ヶ月に1回が目安です。
また、フィルターやゴムパッキンなどは頻度に関わらず、ホコリが溜まったらお手入れしてあげましょう。
特に、乾燥機能をよく使う方はホコリを取らずにそのままにしておくと、乾燥をかけても「全然乾かない・いつもより時間がかかる」ことがあるのでこまめに掃除することをおすすめします。
お手入れ箇所 |
頻度 |
洗濯槽 |
月に1回 |
洗剤投入ケース |
月に1回 |
乾燥フィルター |
乾燥機能使用後は毎回 |
排水フィルター |
週に1回 |
ゴムパッキン |
ホコリが溜まったら |
掃除をするときに用意するもの
それでは、次にドラム式洗濯機を掃除をするときに必要なものを用意しましょう。
1.塩素系洗濯槽クリーナー
洗濯槽クリーナーには酸素系と塩素系の2種類があります。
簡単にいうと、酸素系はカビをはがし取る、塩素系はカビを根本から分解して取るという違いがあります。
そのため、頻繁に洗濯槽を掃除しているのであれば酸素系を、お手入れがご無沙汰な方は塩素系を選ぶと良いです。
ちなみに、洗濯槽クリーナーには「ドラム式には使用不可」と記載されているものもあるので、使用する前に確認してください。
2.掃除機
掃除機は乾燥フィルターのホコリを取るときに使います。
掃除機の先端にブラシをつけるとホコリが取りやすくなるため、あればブラシも用意しておきましょう。
3.歯ブラシ
歯ブラシは、フィルター類についた細かなホコリやフィルターの目についたホコリを取るときにあると便利です。
使い古したもので良いので用意しておくと◎
4.マイクロファイバークロス
ゴムパッキンについたホコリを取るときに使います。
ぞうきんなどでも良いのですが、糸くずが出やすいものだとホコリを取るどころか逆に汚れてしまうのでなるべく、糸くずの出ないものを選びましょう。
ドラム式洗濯機の掃除方法
それでは、ドラム式洗濯機の掃除方法を順番に解説したいと思います。
大まかな流れは以下のとおりです。
1.フィルター類
2.洗剤投入ケース
3.ゴムパッキン
4.洗濯槽
洗濯槽は、フィルター類やゴムパッキンについているホコリを取り除いてから掃除しましょう。
先に洗濯槽の掃除をしてしまうと、ゴムパッキンを掃除する際に、ホコリが洗濯槽の中に入ってしまうこともあります。「せっかく洗濯槽をキレイにしたのに...。」とならないように洗濯槽は最後に掃除してください。
それでは、順番に掃除していきましょう。
1.乾燥フィルター
乾燥フィルターは「乾燥フィルターと内部フィルター」の2枚あります。
乾燥フィルターの掃除頻度は、乾燥機能を使用したら毎回お手入れしましょう。
ホコリを溜めたままにしておくと、一度の乾燥で乾くはずの衣類が乾かず、電気代も余分にかかってしまいます。
私は乾燥フィルターのホコリを放置し過ぎて、乾燥中にエラーが出ました。笑
なので、乾燥フィルターのホコリはなるべくこまめに取りましょう...。
それでは、乾燥フィルターのお手入れ方法をご紹介します。
1.乾燥フィルターのホコリを取る
まず、乾燥フィルターを取り外しましょう。
取り外したら、掃除機の先端にブラシを取り付け、乾燥フィルターについているホコリを吸い取ります。
2.内部フィルターのホコリを取る
内部フィルターですが、取り外せる場合は取り外してホコリを取り除きます。
我が家の洗濯機は、内部フィルターが取り外しできないものなので、水で濡らしてよく絞った布でホコリを取り除きました。
3.水洗いする
掃除機で吸っても汚れが落ちない場合は、水をはった洗面器などにフィルターを付けて水洗いをします。
歯ブラシなどで優しくこすって落としましょう。
4.乾燥させる
汚れを落としたら、完全に乾かし元の位置に戻します。
このとき、完全に乾いていないと故障や悪臭の原因になるため、乾いたことを確認できたら戻してください。
2.洗剤投入ケース
洗剤の投入ケースは、汚れを放置していると水垢やカビなどが繁殖する原因になります。
我が家の洗剤投入ケースも水垢がありました...。
洗剤投入ケースは、取り外せる物が多いので洗濯機本体から取り外してお手入れしていきましょう!
1.洗剤投入ケースを取り外す
我が家の洗濯機は洗剤投入ケースを手前に引くタイプなので、普段洗剤を入れる時と同じようにケースを引き出します。
すべて引き出したら、ケースを少し上に上げて引くと取り外すことが出来ます。
この時、ケース内に水が溜まっていることが多いのでこぼさないように慎重に取り外しましょう。
洗剤投入ケースは機種によって取り外し方が違うので、説明書を見ながら行ってください。
また、取手の部分はホコリやゴミがすごく溜まりやすいので、定期的に掃除してあげましょう!笑
2.水洗いする
洗剤投入ケースについている水垢などを水で洗い流します。
洗剤などが残っていて取れない場合は、ぬるま湯で洗うと落ちやすいですよ。
ちなみに、私は柔軟剤を入れるところに液体洗剤を入れたことがあります...。
柔軟剤はすすぎのときに投入されるので、柔軟剤入れに洗剤を入れてしまうと十分に洗剤をすすぐことができず、衣類に洗剤が残ってしまう可能性があります。
私の場合、洗濯が始まってから気づいたので柔軟剤投入口にぬるま湯を注ぎ入れて、すすぎと脱水を2,3回かけました。笑
みなさん、私のように間違えないように気をつけてください...。
3.排水フィルター
排水フィルターは洗濯機の下部にある小さな扉の中にあります。
掃除頻度は、洗濯の度にゴミが溜まるので、定期的(目安は週に一回)にお手入れをしましょう。
1.フィルターを取り出す
洗濯機の下部にある小さな扉をあけると排水フィルターがあります。
つまみがついているので、反時計回りに回し、手前に引くと取り出すことができます。
取り外してホコリが溜まっていたら取り除きます。
2.水洗いする
汚れが取れにくかったり、ぬめりなどがある場合は水洗いしてください。
細かいところは、歯ブラシなどで優しくこすって落としましょう。
4.ゴムパッキン
ゴムパッキンは細かいホコリや糸くずなどが溜まりやすい場所です。
放置しておくとニオイやカビの原因にもなるのでこまめに掃除しましょう。
また、ゴムパッキンは「洗濯槽を掃除するときにあわせて掃除してくれるのでは?」と思っていませんか?
洗濯槽クリーナー(塩素系)はカビは溶けますが、ホコリは溶けません。
タオルなどでホコリを取り除きましょう。
1.マイクロファイバークロスでホコリを取る
マイクロファイバークロスなどの糸くずの出にくいタオルなどで、ゴムパッキンについたホコリを取り除きます。
タオルに少し水をつけてゴムパッキンをめくり、拭き取ると取りやすくなります。
2.カビが生えていた場合
ゴムパッキンをめくったときに「カビがびっしり生えていた...!」ということも考えられます。
ガンコなカビにはカビキラーをつかいましょう。
ゴムパッキン用のジェルタイプのカビキラーがおすすめです。
液がたれにくく、先端が細くなっているので細かい場所に使えます。
また、窓やお風呂場のゴムパッキンにも使えるので、ご家庭に1本あるととても重宝しますよ!
ジョンソン ゴムパッキン用カビキラー 100g
5.洗濯槽
洗濯槽の裏側には水分や溶け残った洗剤などが残って、カビや雑菌などが繁殖しやすくなっています。
たとえば、洗ったばかりのタオルが臭かったり、洗濯槽からカビ臭いニオイがしたことはありませんか?
もしかしたらそれは、洗濯槽の裏側にあるカビが原因かもしれません。
塩素系の洗濯槽クリーナーを使って洗濯槽をキレイさっぱり掃除しましょう。
1.洗濯槽クリーナーを入れる
洗濯機の電源を入れ、洗濯槽の中に洗濯槽クリーナーを入れます。
塩素系の洗濯槽クリーナーは洗浄力が強い分、ニオイも強いため使用するときは換気をしながら行ってください。
また、ドラム式洗濯機に対応していない洗濯槽クリーナーもあるため、確認してから使用しましょう。
ちなみに、ドラッグストアなどで買える洗濯槽クリーナーよりもメーカーで販売している、洗濯槽クリーナーの方が洗浄効果があるって知っていましたか?
Panasonicからドラム式洗濯機用の洗濯槽クリーナーが販売されているので、これから洗濯槽クリーナーを購入しようと思っている方はこの機会に使用してみてはいかがでしょうか?
パナソニック 洗濯槽クリーナー ドラム式
2.洗濯機を回す
槽洗浄モードがある場合は、槽洗浄モードのボタンを押し、あとは終わるまで待ちます。
槽洗浄モードがない場合は、標準コースで「洗い~脱水」まで洗濯機を回しましょう。
3.ドアを開けて乾燥させる
槽洗浄が終わったら洗濯機のドアを開けて乾燥させましょう。
閉じたままにしていると、洗濯機の中に湿気がこもります。
湿気は、カビや雑菌が好む環境なので槽洗浄したあとだけではなく、いつもの洗濯が終わったあともドアを開けておきましょう。
まとめ
ドラム式洗濯機は電気代や水道代を節約できて経済的ですが、定期的に掃除をしていないと「洗濯をしたのに洗濯物が臭い...。」なんてことになりかねません。
洗濯物が臭くなってしまう原因は、だいたいこの2つが考えられます。
・雑菌が落としきれていない
・雑菌が洗濯物に付着してしまっている
洗濯した洗濯物に雑菌をつけないためにも、今回ご紹介した掃除方法を参考にして定期的に洗濯機の掃除をしてあげましょう。
掃除が面倒!
「自分で掃除をしても臭いが取れない・乾燥に時間がかかる」などの悩みはプロにおまかせ!
100満ボルトでは、家電のプロのクリーニングサービスを行っています♪
詳しく知りたい方はこちらからご相談ください↓